日本と世界を回復させるまで戦い抜こう
(1)
ものすごい抵抗を感じる。
何か大きな岩の壁が前に立ちはだかっているようだ。
この壁を打ち破れば、大きな変革が起きる。
トンネルを掘っている際に堅い岩盤にぶちあたったようである。
小さな穴は空きはじめている。
そこからわずかな空気の流れを感じる。
もしこの穴が大きくなり、岩盤をすべて崩すことができれば、とてつもない空気の流れがトンネルを吹き抜けるだろう。
人々の常識は完全に変わるだろう。
悪魔が築いたこの岩盤を崩せば、聖霊の巨大な流れが世界を変えるだろう。
しかし今はまったくいかなる変化もない。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるというが、下手な鉄砲数撃っても当たらない。
まだまだ人々の霊眼は開かれていない。
とくに堅いのは、プレ・ミレとい名の岩盤である。
サタンがクリスチャンを縛るために作った巨大な岩盤である。
10数年間言いつづけているが、いっこうに賛同者が集まらない。
今年、イスラエルの人々が、しかもオーソドックスなユダヤ教指導者たちが、日本に急接近している。
しかし、彼らを迎え入れる人々の神学はプレ・ミレである。
プレ・ミレでは何の意味もない。
どんなに日猶関係に進展があっても、「世界は反キリストによって蹂躙され、教会の営為はすべて灰燼に帰す」というならば、意味がないではないか。
この世界を変えるという点に目標を置かねば、単なる「古物愛好」にしかならない。
重要なのは、サタンの世界支配を覆すことだ。
世界を統一し、人々の家畜化、世界の収容所化、北朝鮮化を目指しているサタンの謀略に立ち向かい、祈りによって撃退することがなければ、何の役にも立たない。
「反キリストによる世界支配は聖書に記された運命であり、変えることはできない」という謬説に汚染されている以上、クリスチャンが何をやっても、無駄である。
彼らは、この異端の教説を利用し、クリスチャンの祈りのパワーを封じ込めているのだ。
ともに祈って欲しい。
世界を牛耳ろうとしている人々の野望を祈りによって打ち砕いてほしい。
我々の活動について、祈って欲しい。
この厚い岩盤を崩すために、コツコツと小さな打撃を加えている我々のために。
サタンは我々のわずかな勝利の成果を一つ一つピンポイントで破壊してくる。
(2)
この働きにおいて特徴的なのは、夫婦関係にヒビを入れるということだ。
サタンは、通常のクリスチャン活動をしていたら、円満だったであろう夫婦の絆を破壊する。
ひとたびサタンが築き上げてきた世界の覇権に攻撃を仕掛けようとしたら、サタンはまず奥さんを狙う。
顔つきが変わる。
この働きについて話し始めると、とたんに、サーっと、聖霊を失ったどんよりした顔つきになる。そして、打ってもまったく響かない。
霊的な会話が成立しなくなる。
このようなことを何度も、何人も見てきた。
アメリカにおいても、日本においても変わらない。
この働きに携わると同じ攻撃を受ける。
サタンによる最初の攻撃は「妻に対する攻撃」だった。
悪霊は、助け手として与えられた人を「妨害者」に変えようとする。
(3)
まさに、我々は、霊的な戦いを体験している。
無数の足を引っ張る人々が現れる。
経済を破壊する人、健康を破壊する人。
サタンはそれだけこちらを恐れている。
しかし、我々は戦い抜く。
大きな風穴が開いて、聖霊の怒涛のごとき風が吹き抜けるまで、堅い岩盤を叩きつづける。
日本と日本人を契約の民として回復させるまで。
そして、世界が復活するまで。
2007年8月4日
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