心の至聖所に悪霊を入れるな


先日友人が恐ろしい夢を見た。

天からお金が降ってくる。一つ一つ硬貨を拾っていると、一列の行列があるのに気づいた。

建物に入ると、お金がもらえるらしい。

しかし、危険を感じたので、外にいてみていた。

すると中から声が聞こえる。窓からのぞくと、中で虐殺が行われていた。とてもむごたらしい殺され方で。

欲がはらんで罪を生み、罪がはらんで、死を生む。

そう思ったと。

私は、夢の中で悪霊に攻撃されることがある。

そのような場合、必死に御名を唱える。

いつも無意識に御名を唱える。

「我はありてあるものなり」との御名を唱えると、一瞬にして悪霊が消える。

体験者によると、そのような攻撃は金縛りのときにあるという。

川口氏と電話で話していると、電話の後ろから奥さんが何かうなっているのが聞こえた。あとで聞くと、金縛りの中で「その窓を閉めて」と必死に伝えていたという。そこから悪霊が入るのが分かったと。

現代人が、単なる幻想として退ける現象が実は悪霊の攻撃であることはよくある。

こういう現象は、悪霊の攻撃のほんの一例であり、我々は「狼の中の羊」なのだから、そういった敵に囲まれていると考えていい。

霊的な知識がないと、正しく対処ができないので、無用な苦しみに悩まされることになる。

正しい対処とは、御名と御言葉と祈りによる撃退である。

御名は神の臨在をもたらし、御言葉は万物を切ることのできる剣である。祈りは神の力を引き出す。

今の唯物論的キリスト教は、このような武器を失ってしまった。

だから、クリスチャンでも、霊的な障害に苦しめられている。

家族の中で一人犠牲になることがある。

悪霊に取り付かれる人がでる場合がある。

そのような場合、まず、霊的障害を招くような習慣がないか調べる。

オカルト映画を見たり、占いをしたり、ヘビメタを聴いたり、俗悪なゲームをしたり、・・・

まず、それをやめることが必要。

その後で、追い出しにかかる。

それは根気がいる。

ある知人の知人に、あるショッキングな事件をきっかけに悪霊に憑依された人がいる。

ものすごい攻撃にあい、廃人同然になった。

ある牧師が、断食祈祷して追い出しに成功した。

隙を作らないようにしないと、何かの出来事をきっかけに悪霊が心に入って内部をめちゃくちゃにすることがある。

我々の心の中には、至聖所がある。

サタンはそこに入って契約の箱の上に座すことを期待している。

悪霊どもは、最初は、中庭。そして、聖所、そして至聖所と順番に入ろうとしている。

最近、風水とか占いが流行っているが恐ろしいことだ。

心に侵入され、至聖所まで入られたら、あとは霊の完全コントロールを受ける。

そして、廃人にまで落ちる。

現代では、こういった霊的現象を病気と解釈するから、病院で薬漬けにされて金儲けの道具とされ、一生を無駄に過ごすことになりかねない。

御名と御言葉によって、心の門のところでシャットアウトすること。

中庭や聖所に入られないように。

至聖所に入られたら追い出しは難しい。

自分の心を防衛しないと、城壁の壊れた都市のように敵にやりたいほうだいやられるだろう。

そして、精神病院か犯罪者の仲間入りまで落とされるかもしれない。

御名と御言葉と祈り。それで対処することが大切だ。

 

 

2010年7月18日

 

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