嘘は生き残ることができない


人間の愚かさは、嘘を意図的に信じるところにある。

これは説明のつかない現象である。人々は、「正しいから信じる」のではなく、「信じたいから信じる」のである。

しかし、長い時間が経過するうちに、正しいものは残り、偽りは滅びる。

短期的に見れば、嘘が生き残るように感じられるかもしれない。

だから「うまく騙して儲けてやろう。嘘がばれるのは先だ」と考える人々が現れる。

しかし、時間は嘘を振るいにかける。

最後には真理だけが残る。だから、嘘をつく人間は長期的に見て馬鹿なのだ。

なぜ真理だけが残るのだろうか。

それは、世界の歴史が神の国の発展だからだ。

もし歴史が、進化論の言うように、弱肉強食によって進展しているならば、嘘でも通用するだろう。

しかし、世界は神によって統治されており、歴史とは、裁きの法廷である。

神は必ず歴史の中において罪を裁かれる。

だから、嘘は必ず時間の経過とともに裁かれて少なくなっていく。

最近、アメリカが戦後ばら撒いた嘘が暴露されはじめた。

世界はアメリカが作ったストーリーによって支配されてきた。

その中において日本は極悪人として描かれ、アメリカがその極悪人を懲らしめたという作り話が通用してきた。

日本人は、自己卑下した。

しかし、よくよく調べるならば、アメリカは侵略国であり、日本の対米戦争は防衛戦争だということが明らかになった。

仕掛けたのはアメリカである。

アメリカ人は、「原爆は仕方がなかった。日本が降伏しようとしなかったからだ」と自己正当化してきた。

しかし、日本が降伏しようとしないのは悪ではない。

自国の防衛のために最後まで徹底して戦うことのどこに悪いことがあろうか。

神風特攻隊は、防衛のための自己犠牲であった。

アメリカの原爆の論理はめちゃくちゃである。

強盗が、爆弾で破壊した銀行に対して、「なぜ早く金を出さなかったのだ?ぐずぐずしているからこんな手段をとってしまったではないか!悪いのはおまえだ!」と叫んでいるようなものである。

原爆投下の責任は日本の降伏が遅れたことにあるという。

降伏しないほうが悪い?

いや、侵略しようとしたほうが悪いのだ。

こういうめちゃくちゃな論理を日本人はこれまで受け入れてきた。

世界の人々も疑問に感じなかった。

このゆがんだ精神構造な何か。

なぜ世界はかくも馬鹿げた嘘に騙されてきたのか?

私は、いよいよ神の裁きが始まったと感じる。

アメリカは嘘を通すことができなくなった。

もし私の口を封じることができても、他の人々が同じことを叫ぶだろう。

なぜならば、これは私の働きではなく、神の働きであり、世界が神の国であるからなのだ。

嘘は生き残ることができない。時が来れば毒麦は抜かれて滅びる。

 

 

20010年1月31日

 

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