黙示録を現代に適用する罪は永遠の命を失う罪である
聖書をいじること、改ざんすること、文句を付け加えたり、取り去ったりすること。
これは、この地上で人間が犯すことができる最大の罪である。
殺人よりも悪い。
聖書を改ざんするだけではなく、聖書と矛盾する教えを唱えることも最大の罪である。
こういう罪を犯して悔い改めず、何年も言い続ける人は、永遠の命を失う。
聖書改ざんと異端の罪は、永遠の刑罰である。
それは、聖書に繰り返して書いてある。
だから、我々はこと聖書に関する限り、厳密の限りを尽くさなければならない。
一点一画たりとも見逃すことは許されない。
ここ200年の間、クリスチャンは、重大な罪を犯し続けてきた。
それは、19章までの黙示録を現代の出来事であると考える罪だ。
バビロンがアメリカを指すとか。
バビロンがアメリカを指すならば、666はアメリカから出るということになる。
となれば、13章の「読者よ。悟れ!」とのヨハネの警告は、無駄話ということになるのだ。
なぜならば、読者とは、ヨハネが手紙(黙示録は手紙である)を書いたアジアの7つの教会のクリスチャンだからだ。
ヨハネは最初からずっと、それらのクリスチャンの励ましのために書いている。
繰り返して「もうすぐ起こる」「まもなく来る」といいながら。
黙示録がこれから起こるならば、この約束は成就していないということになる。
もうすぐ起こるといいながら、2000年もの間成就しなかったならば、それは偽預言である。
ヨハネは偽預言者だったのか?
その偽預言が正典となり、クリスチャンはそれに騙されてきたのか?
「黙示録はまだ成就していない」という今のプレ・ミレの終末論は、ヨハネを偽預言者にする教えなのだ。
つまり、聖書を改ざんすること。
聖書の信頼性を奪うわけだから。
再度言う。この罪はけっして軽くない。
永遠の命を失う罪だ。
2010年4月16日
ツイート
ホーム