黙示録の大患難は過ぎ去った!
黙示録の大患難を未来に成就すると考えることはできない。
なぜならば、13章に「知恵のあるものは、獣の数字を数えなさい。」と命じられているからである。
命じられているのは、黙示録の宛先である当時のアジアの教会の人々である。
それゆえ、この獣は、これらの人々が数えても無駄になるようなヒトラーだとかロスチャイルド、ECのリーダーでないことは明らかである。
黙示録は手紙である。手紙とは、相手に分かるように書くものである。
相手にとってチンプンカンプンなことを書いて何が益になるだろう。
それゆえ、666はローマ皇帝、ローマ帝国を指すのは明らかである。
新約ギリシャ語の権威メッツガーははっきりとネロだと述べているし、ほとんどの伝統的注解もこのように解釈している。
黙示録の大患難を現代にあてはめて解釈することは絶対に不可能である。
解釈できると主張する人々は、この矛盾を解決して欲しい。
2004年4月28日
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