ビリー・グラハムと米国の世俗化
tomi:
リバイバル運動というものが、フリーメイソンの友愛社会を作ったという米国の歴史を見ると、ビリー・グラハムの役割も違って見えてくる。
ビリー・グラハムは、大衆伝道者として、リバイバル運動の流れのなかで生まれた。
つまり、フリーメイソンによる米国社会の破壊のために送り込まれた。
米国は、ピューリタンが入植して、各土地は、教会を中心としたクリスチャン共同体だった。
そこに、大衆伝道者がいって、リバイバルを広める、というのがリバイバル運動でしょう。
これって、実際のところは、米国社会の「握りつぶし」なんだと思います。
不思議なことですが、リバイバル運動が1740年くらいでしょう。
そして、その直後に米国は独立する。
そして、1780年代に憲法ができるのだが、その憲法を作った連中がフリーメイソン。
宗教的に「無職透明」な憲法ができあがった。
これは、すでに米国社会の基本のところでフリーメイソン化が進んでいたから、受け入れられたのだと思います。
この流れを見ると、リバイバル運動が、いかに米国からキリスト教を奪ったかが見えてくる。
そして、このリバイバルの流れが、ビリー・グラハムなどに受け継がれて、ついに、ビリー・グラハムは、正体を暴露する。
つまり、「キリストなしの救い」の伝道者。
ビリー・グラハムの大衆伝道が成功を収めてきた1960−70年代に、ますます米国の世俗化が進んだ理由がここにあるのではないか。
もちろん、ウェストコットとホートの聖書、ビートルズやベトナム戦争の影響も大きい。
しかし、ディスペンセーショナリストのビリー・グラハムの大衆伝道によって、教会がフリーメイソン化されたのは、米国教会の破壊の重大な要素だったことは明らかでしょう。
tomi:
リバイバル集会って、ロックコンサートと似ていると思います。
観客は、非日常体験を求めてくる。
陶酔したいという何か異常な心理。
大きな会場、野球場みたいなところで、ものすごい体験をしてきたみたいな。
体験中心になるから、聖書の学びなんかしたくない。
「聖書を学ぶと暗くなります」とか。
結局、ここまでもってかれると、もうキリスト教を殺すことに成功したも同然で。
聖書から引き離したので。
まだ1981年のビリー・グラハム大会はましでした。
1990年代の中ごろの聖霊派の集会は、はっきりいって、悪霊を感じました。
1回行って、「これは違う」と直感した。
まあ、いろんな運動がからんでいるのでしょうが、フィニー→ムーディ→ビリー・グラハム→ベニー・ヒンの大衆伝道の流れというのは、社会の世俗化・フリーメイソン化を促進してきたのは間違いないと思います。
2010年8月29日
ツイート
ホーム