エデンの園や神殿の予型からわれわれの使命が明らかになる
元初の世界においてエデン山と中腹のエデンの園が世界の中心であった。
頂上が神の臨在の場で、中腹は神の代理人の住む場所、そして、平地が被支配者の住む場所であった。
洪水後、ノアが到着したアララテ山にも同じ象徴が存在したと思われる。
水は祝福の象徴であり、アダムはエデン山の頂上に落ちる雨からできる川を平地に流す務めがあった。
アブラハム以降、イスラエルが中心となり、ピラミッド→幕屋→神殿が神の山の象徴であった。
それゆえ、ピラミッド、幕屋や神殿の構造は、山と中腹と平地を象徴している。
ピラミッドでは、キャップストーンが神の臨在の場、中腹が代理人、平地が被支配者の場であった。
幕屋や神殿では、至聖所が神の臨在の場、聖所が代理人、庭が被支配者の場。
神社も同じ構造になっている。
神社のわきに川や湧き水が出ていることが多いのは、エデン山から流れる祝福を象徴する。
エゼキエルが預言した未来の第3神殿からは大きな川が流れると記されている。
神殿の敷居の下から東のほうに流れ出た水は、大きな、渡ることができないほどの川となり、「アラバに下り、海に入る」ので、「エン・ゲディからエン・エグライムまで網を引く場所になる」(エゼキエル47・8-10)と記されている。
実は、この第3神殿とは文字通りの石造りの神殿ではない。
これは、イエス及びクリスチャンの体を意味する。
イエスが復活されて、イエスの御体が神殿となった。
イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」(ヨハネ2・19)
あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり…(1コリント6・19)
2015年11月26日
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