四国そのものが神社である7


(1)

すでに述べたように、空海は、キツネを追い出した。
http://ameblo.jp/cm111697721/entry-10815015352.html

そして、四国をタヌキの国にした。(もちろん、動物学的な意味ではなく)

キツネとタヌキが、鶴と亀のように、それぞれ陰と陽を表すならば、空海は、キツネを追い出すことによって、陰と陽を分けた。

四国がうどんの消費に偏っているのは、陰陽があえて分けられているからかもしれない。

もちろん、関西以西におけるうどんの消費には生理学的には理由があるようだが。


うどんの原料の小麦には、からだを冷やすカリウムが多く含まれていて、
つまり関西以西の温暖な土地では、陰性のうどんが好まれるということであり、
一方、おそばの原料のそば粉には、身体を温めるナトリウムが多く含まれていて、関東以北の土地では自然に、身体を温める陽性のおそばが好まれる、のですね。
http://akiumari.com/wp/210.html

陰と陽が分けられたというのは、神が人を男と女に創造したのと似ている。

本来一人なのに、別々にされた。

婚活とは、自分がもともと一人だった頃の半身を探すことである。

空海は「四国に鉄の橋が架かれば、本土から狐が帰ってくる」と言ったので、四国は本州四国連絡橋ができる1988年まで独身だったということだ。

1988年にキツネが戻ってきて、陰陽が成立した。

天地が合一した。

「え〜、そんなに空海は陰陽にこだわったのでしょうか」と問われるかもしれないが、空海という名前が鶴と亀を示し、すでに陰陽である。

1998年の明石海峡大橋の開通が、剣山への道が開け、本格的に四国が神社(聖なる場所)として機能しはじめたということと合わせて考えるならば、四国はとてつもない場所になっているということだ。

(2)

日本の国旗は、陰陽を示している。

四角=偶数=陰。

丸=奇数=陽。

丸がなぜ奇数かというと、太陽は八咫烏が住むと言われているからだ。

八咫烏には、三本の足がある。

太陽=日=大日如来=天照大神=イエス・キリスト。

白地の四角は、聖書において大地は4で象徴される。

だから、日の丸は天地合一、神と被造物の調和。

イエス・キリストと教会の結婚。

キリストによる世界支配。

(3)

橋をかけることは単なる物理的な現象ではないのかもしれない。

本土と四国は陰陽の関係になっているのかもしれない。

橋をかけることによって、陰陽が結ばれる。

本土に伊勢神宮があり、伊勢神宮が天照大神をまつっているので、陽とし、

四国を「四の国」=「四隅を持つ大地」として陰とすると、

本土と四国を結びつける橋によって、日本国旗のモチーフが成立したことになる。

空海は、このことをキツネが戻ってくると表現したのか。

(4)

本土と四国を結ぶ橋が3本かかっているのもカバラ的である。

生命の樹は、水平方向に、至高世界・中高世界・下層世界、そして滅びの世界からなる。

垂直方向は、真ん中が「均衡の柱」、右が「慈悲の柱」、左が「峻厳の柱」の3本の柱からなる。

3x4=12

3本の橋が四国にかかって、生命の樹が成立する。
http://kojiki.imawamukashi.com/j01kosatu/treeoflife01.html

神道におけるカバラの使い手である漢波羅(八咫烏)が四国の連絡橋に関係しているのか。

人によっては「なんで三本もかける必要が?」と言う人もいるが、八咫烏が背後にいればそういうこともあると言えるだろう。

 

 

2013年2月26日



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