アルミニウス主義とイエズス会2
カトリック教徒と予定
アルミニウス自身は、予定の教義がプロテスタントとカトリックの間の隔たりを大きくしていることを承知していた。
「(彼曰く)教皇やアナバプテスト、(新)ルーテル派の人々がより強く反対する教義や、彼らが改革派教会に不信をさらに募らせ、改革主義の体系そのものの評判をさらに悪化させる手段となっている教義には意味がない。というのも、彼ら(すなわち、教皇主義者など)は、予定の教義の内容ほど、神に対するひどい冒涜は、思いにおいても表現においてもありえないと断言しているからである。」7
「(サミュエル曰く)予定は、われわれの教会と宗教に向かって汚れた口を開くカトリック教徒にとって忌まわしい見解である。」8
2018年5月9日
ホーム