切迫再臨や世界の終末を唱える教会は悪魔を助けている


ポスト・ミレとプレ・ミレの大きな違いは、「勝利を前提に行動できるかどうか」である。

ポスト・ミレに立てば、中国の邪悪な政策を恐れない。

なぜならば、「彼らは一時的に行動を許されているにすぎない」と理解できるからだ。

ポスト・ミレでは、紀元70年以降の世界はイエス・キリストの王国であり、世界は「善の神に支配されている」ので、正義が必ず勝つと確信できる。

しかし、プレ・ミレでは、確信できない。

なぜならば、「イエス・キリストの再臨後、千年王国が始まったならば、善は勝利するが、再臨がまだない今の時代においては悪魔が勝利する」という教えだからだ。

この教えに教会が支配されているので、世界で悪魔が暴れたい放題である。

教会は「黙示録によれば、これから世界はどんどん悪くなる。今の中国やアメリカが悪いことしているのは、聖書預言の成就だ」と考えている。

だから、「彼らの悪巧みが滅びるように祈ろう」という呼びかけはない。

教会は、無能と化した。

悪魔にとってまったく無力な存在になった。

イエス・キリストの代理人であるクリスチャンが祈らなければ、この世界が悪魔のやりたい放題になるのは当然のことだ。

本当に教会の本来の姿を取り戻したいならば、ポスト・ミレを信じなさい。

そして、悪魔の滅亡のために祈りなさい。

教会成長学とか小牧者訓練だとか関係ない。

ただ、ポスト・ミレを採用し、悪魔の滅亡のために教会を挙げて祈りなさい。

精神的な問題は「確信がないから」起きる。

教会の中が精神を病んだ人であふれているのはなぜか。

「希望を与えていなからだ」。

ポスト・ミレによって、希望を与えなさい。

「正義は必ず勝つ」と教えなさい。

「できる」と考えられるようになれば、悪魔に心を占領されることもない。

精神から悪魔をたたき出すこともできる。

世界情勢を見れば、われわれが祈ったとおりになっているのがわかる。

聖書的クリスチャンは、数は少ないが、世界の中心であり、主役であり、支配者である。

なぜならば、われわれの体が神殿だからだ。

われわれの体は聖霊の宮である。

そこに神がおられ、支配される。

われわれの体こそが、世界の中枢である以上、われわれが祈ればそれは聞かれ、世界を動かす。

このような信仰に帰らない限り、教会は成長しない。

日本における伝道も進展しない。

2.

教会は、イエズス会=タルムードユダヤ人=イルミナティによって騙された。

イスラエルを建国し、メシアによるニュー・ワールド・オーダーを作るという悪魔の計画を成就するためにはクリスチャンを縛らなければならない。

そのためにイエズス会が編み出したのが、ディスペンセーショナリズムである。

ディスペンセーショナリズムを通じてクリスチャンが「親イスラエル」になれば、クリスチャンはニュー・ワールド・オーダーに反対せず、むしろ助けることすらするだろうと。

ディスペンセーショナリズムを奉じ、再臨や世界の終末を唱えている以上、あなたの教会は悪魔を助けている。

悪魔の計画を実行している。

どうして神の国を拡大できるだろうか。

これはきわめて重要なテーマである。

 

 

2015年5月1日



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