籠池の国会での答弁が見ものだ。正体が暴露されるように祈る。

当初、彼の単独意見陳述ビデオを見て、すばらしい愛国者と感心したものだ。

しかし、安倍への疑惑追及で国会が紛糾しているこの時期にあえて「安倍から100万円をもらった」と暴露したのを見て、一気に評価は逆転した。

なぜならば、この暴露はまったくの「やぶへび」で、民進共産側に塩を送ることだから。

たとえば、自分に万引の嫌疑がかけられ、スーパーの事務所で詰問されているときに、一緒にいて弁護をしてくれるはずの友人が「そういえば、こいつから、以前に『このスーパーで万引したものだ』という商品をプレゼントされたことがあります」と偽証すれば、この友人に裏切られたと感じるだろうし、もしこの友人から誘われてスーパーに来ていたのであれば、「自分をはめるためにあえて連れてきたのではないか」と疑いすら持つかもしれない。

籠池の100万円寄付は、それくらい彼の人格と正体を疑うに十分な行動である。

2017年3月19日