これからは日本の時代だ
金利を低くしてお金を借りられる人は、信用がある人である。
財務内容が優秀で、しかも人間的にも安定している、人を裏切らないそういう人である。
国債の金利は日本がダントツに低い。
北米・ヨーロッパが3%(残存期間10年)、オセアニアが5%、南アフリカ8%に対して、1.11%。
http://hojin.ctot.jp/markets/data_bond.html
日本は世界一信用がある国なのだ。
これから10年間めったなことがない限り、信用を失うことはないだろう、財務的に安定しているだろうという評価が下っているということだ。
震災が起こった後にもかかわらず。
米国は、6月でFRBによる国債購入は停止する。
他国や国内に借金ができなくなったので、金を刷っているFRBに借金をしてきた。
つまり、やっていることは偽札作りと同じ。
「カネが足りないなあ。よし、自前の印刷機で刷ればいいや」。
こんなことしたら、価値のない金が市場に出回って、インフレになる。
すると、カネの信用がなくなって、ドルが暴落する。
しかし、カネが手に入らないと国がやっていけなくなる。
あとは、デフォルトしかないでしょう。
「降参します。払えません。借金棒引きしてください!」と。
今年の6月以降に、米国はデフォルトをやるしかないでしょう。
それとも、ハワイやカリフォルニアあたりを売りに出すとか。
中国なら買ってくれるでしょう。
太平洋の覇権も手に入る。
日本としては中国に太平洋の覇権を取られるなんて悪夢以外の何者でもないが。
アメリカの傲慢な鼻がへし折れる。
ドルは基軸通貨ではなくなるでしょう。
そうしたら、円しかない。
金利が安くて世界一信用がある通貨は円だ。
震災があっても、なおも世界一の信用は揺れ動かなかった。
さあ、これからは日本の時代だ。
2011年5月22日
ホーム ツイート