私たちの人生は「神の自己実現」のためにある


ジョン・レノンが、「私は曲を作らなければならない」と言った言葉が印象に残っています。

おそらく、ビートルズが作った曲は、歴史的必然なのだろうと思います。つまり、もともと神の計画の中に組み込まれていた曲なのでしょう。

たとえば、シーラブズユーは、最初聞いたときに、ものすごい衝撃を受けました。

このような曲は、歴史を動かした。

イェスタデイもそうです。

彼がポールと出会うのは必然だった。ジョージも、リンゴも必然によって集まった。

解散してからの4人は、それほど突出したミュージシャンではありません。

ビートルズの驚異的な影響力は持っていない。

だから、彼らが特別に選ばれて、歴史の中でしかるべき仕事をするように召された。

それが、たとえ悪魔的な影響であったとしても。

ジョン・レノンには、「こういう曲を作って世界に影響を与える」使命があった。

だから、それを果たした後には、役目が終わったので、この世から去った。

私たちも同じです。

私たちは、幸い、ビートルズのようにニューエイジを広めて、イルミナティの道具になるようには選ばれていない。

神の御国のために選ばれている。

召命です。

召されているから、神の計画のもとで「必然的に仕事をさせられている」。

私たちの側では、わかりません。

しかし、神の側では、私たちを選んで「これこれをさせよう」と思っておられる。

そのために、出会う人、出会う仕事、起きる出来事、…全部必然なのです。

最初から決まっている。

生まれるときも、死ぬときも、全部決まっている。

やるべき仕事があれば、どんなに自分に能力・財政力・人脈がなくても、不思議とそれが与えられる。

そもそも、志が与えられる。

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。」(ピリピ2・13)
悪を実行すために召された人は、悪を行う志を立てることを「許容」される。

善を行うために召された人は、善を行う志を立てさせてくださる。

それぞれは、神が定めた運命です。

自分の人生を振り返ると、必要な人と出会って、必要な知識を与えられ、必要な経験をさせられたなあ、と思います。

偶然ではなく、計画のもとで進んだと思います。

だから、自分には行うべき仕事、発表するべき思想、そういったものがこれからも備えられると思います。

「自己実現」とは、神が与えた使命を果たすこと。

ですから、それは自己ではなく「神の自己」と置き換えられる。

私たちの人生は「神の自己実現」のためなのでしょう。

私たちの側ですべきことは「御心のとおりになさってください」と祈ることでしょう。

そうすれば、最短コースで神の国のために働かせてくださる。

出会う人も、お金も、仕事も、使命も全部用意してくださる。

そういうことではないでしょうか。

 

 

2014年11月24日



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