たばこの効用
「日本薬剤師会雑誌 第53巻」に以下の内容が掲載されているようです。
【ニコチンの作用】
・喫煙は基礎代謝、特に脂肪代謝を刺激して脂肪の分解を促し甘味がある食物に対する食欲を抑制するので、体重の増加を防ぎます・・・
・喫煙は気分を変えます。その理由としてニコチンの精神活性作用が挙げられます・・・
・喫煙は集中力を高め、パフォーマンスを向上させます・・・
非喫煙者にニコチンを与えた実験では、ある種の作業能率の向上を認めたという報告もあります。
・・・ニコチンによって促される神経伝達物質、ドパミンの脳内での遊離が増加するためと説明されています。
他にも・・・
統合失調症患者はニコチン摂取により認識機能が向上する
(元記事は、COSMOSから)
クイーンズ大学の Ruth Barr 博士率いる研究チームは、非喫煙者である統合失調症の患者にニコチンを摂取させ、社会や仕事場における計画性や記憶力などの認識機能にどのような影響があるかを調べたとのことのこと。その結果、衝動的な行動の改善や集中力や記憶力の向上などが見られたという・・・
喫煙者はパーキンソン病のリスクが低い
・・・「パーキンソン病」は、筋肉の固縮や振戦(震え)を特徴とする神経性疾患で、原因は、いろいろ取沙汰されていますが、はっきりしておらず、的確な治療薬も見つかっていない難病です。
従来から、喫煙者はパーキンソン病になりにくいことが言われていましたが、2007年7月号の”Archives of Neurology”(990-997, 2007)において、カリフォルニア大学ロス・アンジェルス校公衆衛生学部のBeate Ritz博士らの研究により、「最近の研究でも、特に喫煙歴の長いシガレット喫煙者においてパーキンソン病のリスクが13―32%低いこと、また、シガレット以外のたばこ製品ではパイプや葉巻の喫煙者の男性においてパーキンソン病のリスクが54%低いこと」が示されました。
Ritz博士らは、1960年から2004年までに行われた11の研究から、11,809名(パーキンソン病に罹患した者2,816名、パーキンソン病に罹患していない同姓、同年齢の対照者8,993名)のデータを分析しました。その結果、喫煙とパーキンソン病の負の関係(喫煙者の方がパーキンソン病のリスクが低いこと)を報告した従来の研究とほぼ同様の結果が確認されたということです。この関連性は、性や教育程度による差異は認められませんでした。
これらの結果のメカニズムとしては、パーキンソン病患者では脳内のドパミン遊離が少ないとされており、ニコチン等の煙中成分が保護効果をもたらしてドパミン作動性ニューロンの存続を促進する結果、ドパミンを遊離するという生化学的プロセスが存在することによってパーキンソン病を防止するという可能性が示唆されています。
ちなみに、従来の研究でも、ほぼ一貫して、喫煙者におけるパーキンソン病の相対危険度の低下(32−77%の低下)が示されていました・・・
前半に書かれてるシガレットというのはご存知ない方にわかりやすく言っておくと「紙巻タバコ」のことで、それでも効果あるものの、葉巻やパイプタバコになるとさらに顕著な効果が見られたというあたり、とくに重要で、すなわち紙巻タバコには通常、大量のいろんな添加物が使われてるのに対し、葉巻・パイプタバコではそれらがほとんど使われてないこと。さらには紙巻タバコは機械乾燥されるのに対し葉巻・パイプタバコは自然乾燥されることの違いなどが大きいと思います。
このニコチンがパーキンソン病に効果あるといった記事は時事通信ニュースでも報じられています(元記事はすでに消えててこれは魚拓)。
さらに、
喫煙者はアルツハイマー病のリスクが低い
喫煙者はアルツハイマー病のリスクが低いということを最初に報告したのは、オランダの研究グループ(van Dujinら)で、1991年の医学専門誌に掲載されました。彼らは、198人のアルツハイマー病患者及び性、年齢の合った同数の対照者を調査対象にした症例対照研究により、喫煙者群は非喫煙者群に比べて、アルツハイマー病が少ないこと(相対危険度で0.35、信頼限界0.16―0.78)を報告しました。つまり、喫煙者の方が、65%アルツハイマー病が少なったことになります。
その後、多くの同様の症例対照報研究が発表されたため、それらの19の報告を統合する研究(メタアナリシス)が行われた結果、統合オッズ比0.64で、有意に喫煙者群の方が、アルツハイマー病が少ないことが明らかにされました・・・
但し、この記事後半には、その後のコホート研究(1998年)により、ある種の遺伝子を持つ者では喫煙がアルツハイマー病の予防的効果を示したものの、逆に、別の遺伝子を持つ者では喫煙が危険因子であることが示されたといったことも書かれています。
詳しいことはこれだけではわからないけど、もしかしたら以前メンソールタバコに関して書いた記事同様(あるいはエイズやBSE、SARS、鳥フル等も同様、有色人種のもつ遺伝子にのみ感染しやすく、白人には感染しにくく作られてます)、特定人種にターゲットを絞った人口選別削減のようなことに関連してるかもしれません。
以上でニコチンの薬効についてだいたいおわかりいただけたかと思います。
要するに、脳の神経伝達を活発化あるいは正常化する働きがあるということです。
(パーキンソン病ではドバミン遊離が活発化することで・・と書かれてるけど、統合失調症の場合はどっちかいうと逆にドバミンの過剰が原因では?とも言われており、そのどちらにも効果あることから、単に活発化というより正常化といった可能性が高いんじゃないかという気がします)
花粉症に顕著な効果が見られるというのも、これだと思いました!
つまり、花粉症をはじめとするいろんなアレルギーというのは、なんらかの原因によって自律神経系に異常が起こり(たとえば典型的な可能性で言えばニコチンが不足してるとか?)免疫過敏になってしまってると思われ、いわば自律神経失調症などと同じような仲間といえるでしょう。
それが喫煙でニコチンを適量摂取することによって、(うまく伝わってなかった)自律神経の伝播が正常に近づくということだうと思います。
問題は、そのなんらかの原因ですが、そういった症状・病気等が1980年前後あたりから急に増え始めてることから考えると、1970年代頃から世の中で変わりはじめた何かということになるんじゃないかと思います。
ワクチンや抗生物質などはそれよりもっと前から使われてるだろうし、遺伝子組み換え食品は公けになってる分をそのまま鵜呑みにすればそれより後ということになるものの実験的にあるいは秘密裏に出回ってた可能性はある(たとえば遺伝子組み換え米なども、政府らはそのような物は一切存在しないと言ってるものの現実には、かなり以前から国内でも実験等で多く栽培されています。しかも花粉飛散対策等なんら行うこともなくw)と思うのと、どっちかいうと、ケムトレイルや(兵器に限らず日常のも含め)電磁波あたりが私は一番気になってます。
(たとえば携帯電話をズボンのポケットに入れていると男性は精子の数が減少することなども明らかになっているし、脳腫瘍や白血病のリスクも携帯を使わない人に比べ何倍も高いこともWHOと、国立環境研究所・国立がんセンター等国内主要機関共同の大規模調査で明らかになっています→しかし日本の政府らはそっちに関してはひたすら国民にその事実を隠していますw 関連記事;政府自身の調査によって明らかになってる電磁波の人体への深刻な影響 他)
花粉症・アトピー等のアレルギー、統合失調症、パーキンソン病、アルツハイマー・・・
いずれも最近になって急に増え始めた現代病といっていいでしょう。
タバコが、それら全てに顕著な改善・予防効果を示すことが科学的にも証明されているのです!
しかも、添加物等が使われていなければ、習慣性になるということ以外ほとんど害もないという事実!
そして、六号通り診療所所長のブログより
ニコチンは身体にとって有害でしょうか?
多分有害だと、思われる方が多いのではないでしょうか。
でも、こうしたデータがあります。
前にもお話しましたが、アルツハイマー型認知症の発症と、タバコの量との間には、負の相関があります。
要するに、タバコを吸う人の方が、アルツハイマーにはなり難いのです。
しかも、タバコの量が多いほど、その効果は強いのです。
あるデータでは、タバコを1日20本吸うと、吸わない人の半分しかアルツハイマーにはなりません。
こんなに画期的に認知症に効く薬が、他にあるでしょうか。
ありません。
例のアリセプトなど、裸で逃げ出すような効果です。
凄いでしょ。
そればかりではありません。
パーキンソン病の発症も、タバコは抑えるのです。
まだまだあります。
ニコチンはストレスの耐性を高め、ストレスに対して人間を強くします。
不安も抑えますし、注意力や学習能力、記憶力、情報処理能力を、全て高めます。
これもはっきり立証されていることです。
何故、こんなに素晴らしい効果があるのか、昨日の記事を読まれた方には、理屈は分かりますよね。
ニコチンはアセチルコリンの代わりに、神経を刺激し、その働きを増進するからです。
パーキンソン病の時も、認知症の時も、他の機能が落ちる前から、アセチルコリンの機能が低下することが分かっているのです。
それを予防するのですから、これだけ理に適った薬はありません。
しかも、タバコを毎日吸うでしょ。
次第に昨日お話したα4β2の受容体の数は増えて行くのです。
脳の働きが強化されるのですね。
ニコチンを薬として使えば、多くの病気から人間は解放されそうです。
幾つかのの欠点を除けば。
その欠点とは、何よりもまず、「依存性」ですね。
そう。
ニコチンは癖になるのです。
タバコを止められないのは、勿論その依存性のためです。
また、タバコ1日20本程度の量のニコチンでは、それほど大きな問題にはならないことが多いのですが、脳以外の身体への影響があります。
その代表的なものは、血管の収縮作用ですね。
ニコチンを薬として使う試みは、今でもされています。
ただ、今後依存性が少なく、比較的特異的に脳に効く、ニコチンの製剤が開発されれば、画期的な薬になる可能性は残っているのです。
身体にいいタバコはあるのか?
難しい問題ですね。
ニコチンは適度な量であれば、依存性以外にそれほど大きな害はないのです。
ただ、タバコの害はそれ以外の、タールや一酸化窒素、アンモニアその他の有害物質にあります。
製造過程で、結構な混ぜ物が入っているんですね。
そのことをうまくクリアすれば、身体にそう悪くはないものに、変わる可能性はあると思うんですが…
タバコを吸っていて90歳までお元気な方もいらっしゃいますよね。
そういう方は身体もスリムで頭も冴えていて、勿論癌もないんです。
全ての方にタバコが悪い訳ではないんですよね。
その一方で、肺にご病気の出る方の、経過はお辛いものになることが多いんです。
禁煙原理主義者みたいな方もいらっしゃいますね。
タバコが世界の悪の代表みたいな言い方をされるような。
僕はそこまでは思わないんです。
どういう人に害を与えるのか、その辺の検討がもっと必要だと思いますね。
その上で、害の少ないタバコを残すような、そんな方向性も有り得るのでは、と思うんですが。
皆さんはどうお考えになりますか。
私がここまで述べてきたこととほとんど同じことを、医療専門家の方も述べられてるわけです♪
おまけに、喫煙によって頭がよくなる(α4β2の受容体の数が増えていく)といったことも書かれてます
そして問題の添加物ですが、どうやらタバコを悪者に見せるために、故意に健康に悪いいろんな添加物を入れてるって見方もできそう!
(あるいは悪者に見せるというより、以前、メンソールタバコについて書いた時のように人口削減計画の目的で、ニコチンに常習性があるという点に目をつけた連中が、それ以外のニコチンのさまざまな薬効に気付かずにタバコを利用して、いろんな有害添加物を加えたという可能性も)
http://clara38.exblog.jp/14243012/
2017年5月9日
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