米大統領ハーバート・クラーク・フーヴァーが見た日韓併合
1.
私が初めて韓国を訪れたのは1910年[1909年―編集者]で、工学の問題に関して日本の実業家に助言をするためであった。当時の韓国人は、私が目にしたアジアの地の中で最も絶望的な状態にあった。法と秩序がほとんどなかった。大衆は、栄養失調で、衣服や住居、設備に事欠いていた。衛生設備はなく、汚物と不潔が全土を覆っていた。通行可能な道路はほとんどなく、通信や教育施設も不足していた。一本の樹木がこの陰鬱な景観を改善するというようなことはほとんどなかった。窃盗や強盗への取り締まりは行われていないようだった。
35年にわたる日本統治の間に、韓国人の生活は革命的に向上した。この最も見込みのない人材[の開発]を皮切りに、日本人は秩序を確立し、港や鉄道、道路、通信設備を建設し、良質な公共建築物を整備し、住宅を大いに改善した。日本人は衛生設備を整え、優れた農業技術を教えた。北朝鮮に巨大な肥料工場を建設し、国民の食糧供給をしかるべき水準にまで引き上げた。はげ山に植林をした。一般教育制度と技術開発を確立した。ホコリにまみれた、くすんだ色の不潔な衣服を脱がせて、清潔で明るい色の衣服に着替えさせた。
日本人に比べて、韓国人は行政やビジネスが苦手だった。このためであるにせよ、計画的であるにせよ、日本人はビジネスと行政において、あらゆる要職を占めた。
(米大統領ハーバート・クラーク・フーヴァー著『裏切られた自由』、Kindle版原本より翻訳)
「異次元緩和してできた金350兆円のうち300兆円が外国の債券市場に流れ、中国がそこで資金を得ている。日本のデフレ対策に役立ったのは50兆円のみ」
2019年7月18日
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