神道はもともとローカライズされたキリスト教であった
キリスト教は、一神教というより、三位一神教。神は3人いるが、契約的に一人として行動する。これは、多数の社員がいるが、一人の法人として行動する会社のよう。
キリスト教の「良い意味でのローカイラズ」は、神道ですよ。
秦氏の氏寺である広隆寺は、もともと景教(ネストリウス派キリスト教)の教会。
秦氏の氏社である伏見稲荷神社は、一神教。祝詞にちゃんと書いてあります。
<稲荷大社 秘文
それ神は唯一にして、御形なし。
虚にして、霊有り、天地開闢てこのかた、国常立尊を拝し奉れば、天に次玉、地に次玉、人に次玉、豊受の神の流れを、宇迦之御魂命(ウカ ノミタマ)と生出たもう・・・>
この唯一神ウカ ノミタマは、物部氏の古神道を受け継ぐ籠神社の豊受大神、そして、神道の最高神アメノミナ力ヌシ、クニノトコ夕チと同一である。
龍神社の国宝にして日本最古の系図である『海部氏勘注系図』に「豊受大神のまたの名は、アメノミナ力ヌシ、クニノトコ夕チで、その顕現の神をウカ ノミタマ(稲荷神)という。アメノミナ力ヌシは、宇宙根源の大元霊神である。」と記されている。
籠神社の宮司だった海部穀定氏は、『元初の神と大和朝廷の始元』(桜楓社)の中で、次のように言った。
「日本の過去の神道に、相当古い時代から『大元神』『大元霊神』という字句が用いられている。この『大元神』(大元霊神)は、一面、一神教の『神』に該当せられる御神格を有せられる。現代的字句では、これを最高神とも呼んでいる」
「和銅養老年中、記紀(『古事記』と『日本書紀』)撰進に至るまでの上古に、すでに元初の神、すなわち、大元霊神の信仰があり、その御名は、天之御中主神、天の常立尊、ウマシアシカビヒコヂノ尊、国常立尊、豊受大神、天照大神など、様々に申し上げていた」
「それらの神々は、究極は、大元霊神、元初の神の一元に帰着するのであって、この究極の大神を、古事記は天之御中主神と云い、書紀(『日本書紀』)は国常立尊と云い、神宮所伝では豊受大神と申し、神代本紀は、天譲日天狭霧国禅月国狭霧尊と申しているのである。したがって、これらの大元霊神は、もちろん異名同神であらせられる次第なのである」。
つまり、古い時代の神道は一神教の『神』であり、それは、秦氏の氏神であるウカ ノミタマと同一であると。
図にすると、
稲荷神=唯一神=ウカ ノミタマ=アメノミナ力ヌシ・豊受大神・クニノトコ夕チ=元初の神
空海は、景教の教会で恵果から洗礼を受けています。
十字を切る真言宗もキリスト教の一種。
http://ameblo.jp/millnm/entry-12151043286.html
2017年2月27日
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