日本を産油国にする藻「オーランチオキトリウム」発見される
Nスタでやっていたのだが、従来よりも10倍の生産効率で石油に近い油を生産する藻が発見されたという。
この藻を発見した渡邉信筑波大学院教授によると、2年前に発見したボトリオコッカスだと油を作るのに3日かかったのに対して、わずか2時間で可能だという。
同じ空間でトウモロコシの生産能力と比較すると、1ヘクタールあたり、年間ドラム缶1本分のコーン油ができるが、オーランチオキトリウムの場合5万本。
琵琶湖の3分の1の広さで藻を栽培すれば、日本は石油を輸入しなくてすむようになる。
現在、減反や後継者不足で耕作されていない土地20万ヘクタールを利用すれば、20億トン生産可能。
世界の石油需要量50億トンなので、40パーセントを日本が生産できるということになる。
教授のもとには海外からオファーが集まっているが、日本の技術をほかには売りたくないという。
覇権に利用されるからだと。
外国にもっていかれると、その国がエネルギーの覇権を握る。そうなると、結局日本は今までどおり輸入国家のままエネルギー資源を持たなくて、また同じような苦労を強いられることになる。
2011年5月27日
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