キリストの御国は大いに進歩を遂げている


by マーク・R・ラッシュドゥーニー

私がクリスチャンから最も頻繁に聞くコメントの一つは「なんと世の中は悪くなってしまったことのでしょう」である。

「かつてこんなに悪化したことはありませんでした」という人もいる。

私はこれらの言葉に同意しない。実際、私には希望を持つに十分な理由がある。

キリスト教は、世界において最速のスピードで普及し続けている。

アフリカや南米、アジアにおいて、飛躍的に発展している。

イスラム教の普及が速いのは、主に出生率が高いためである。

キリスト教の普及が速いのは、回心が起きているからである。重要なのは、この事実だけである。

西側のヒューマニズムの砦は、次々と崩れ去っている。

これは、ヒューマニズムに対する拒絶と代替思想の模索が始まる前兆である。

ヒューマニストのダーウィニズムは、あらゆる方面から攻撃を受けており、ヒューマニズム教育は、明らかに、制度化された狂気と化した。

ヒューマニズムに基づく法廷は、露骨な不公正の場に堕したことは誰の目にも明らかである。

ヒューマニズムに基づく政府は、不換紙幣がもはや支払いに使用できないしろものになりつつあるという事実に直面している。

あなたは「なにもかも悪化した」と言うかもしれない!

たしかに悪化したのである。

しかし、ヒューマニズムのこのような失敗は、神の裁きの結果である。

人々は、失敗が明らかになったものをさらに追い求めようとはしない。

ヒューマニズムの失敗は、ますます明白になっている。

キリストは、御国の成長をイースト菌にたとえられたが、それは人間の目には明らかではないからである。

キリストはさらに、私たちに、見えるところによらず、信仰によって歩むべし、と言われた。

たとえ主の命令を無視し、見えるところによって歩くことを選択したにしても、少なくとも、アメリカのメディアや政治、エンターテインメント産業の世界観を超えるものを持つべきである。

われわれが生きている時代にキリストの御国は大いに進歩を遂げているのである。

 

 

2017年3月31日



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