日本は「ニュー・エルサレム」である
1.
イエスの誕生よりちょうど2000年目の1996年、ミレニアムの活動は開始した。
明治天皇の孫小林隆俊牧師の講演会が寄居で開かれ、明治天皇の言葉が紹介された。
明治天皇は、娘である小林師の母仁(しのぶ)様に「お前に男の子が生まれたら、牧師にしなさい」と言われた。
この年の1月に市ヶ谷のルーテル会館で開かれたメシアニック・ジューの集会にコニー・ハーという中国系スイス人が現れた。
彼女は、ある有名なユダヤ人クリスチャン教師の弟子であり、この教師の言葉を伝えてくれた。それは「日本は、ニュー・エルサレムである」。
この言葉の謎は最近解けた。
イエスが言われた「イスラエルの再興」は、ユダヤ人クリスチャンたちの集団において成就し、そのユダヤ人クリスチャンの集団は、日本に移住したと。
ロスチャイルドが言うように、イスラエルの再興が1948年のイスラエル国の建国において成就したのであれば、「イエスは律法と預言者(旧約聖書)を成就するために来た」という御言葉と矛盾する。
旧約聖書は、紀元70年までに成就しなければならない。成就しなければ、イエスは失敗したと言わなければならなくなる。
だから、イスラエルの再興は紀元70年までに成就しているはずである。
エルサレムがローマ軍によって包囲され、神殿崩壊し、ユダヤ人の大虐殺が起きたときに、クリスチャンたちだけは、その前に城外に逃げて無事であった。
彼らはペラという東の町に留まり、そこから東に向かったという。
東大名誉教授江上波夫氏によると「原始キリスト教徒が紀元2世紀に来日した」らしい。
紀元2世紀の原始キリスト教徒とは、すなわち、紀元70年のイスラエル滅亡を逃れた「羊系ユダヤ人」「初代教会の人々」である。
彼らは、再興のイスラエルであった。
再興のイスラエルが、日本に移住したということは、日本は再興のイスラエルだということになる。
日本は「ニュー・エルサレム」なのである。
2.
イエスを失敗者と描き、新しいメシアの来臨(または再臨)を待つという考えは、シオニストのそれである。
シオニストは、紀元1世紀にメシアは来臨しなかったと説く。
ナザレのイエスは、メシアではないと。
そして、別の人物が未来においてメシアとして来臨すると。
ロスチャイルドは、その下準備として、中央銀行を作り、国連を作り、世界中の国を乗っ取り、差別反対運動を広めて「世界を一つに」しようと努力してきた。
ロスチャイルドの願いは、これから建設する第3神殿からそのメシアが世界を支配することにある。
この計画の背後には、世界を強奪しようとするルシファーの霊がある。
真のメシアであるイエス・キリストは、この計画を破壊される。
2018年8月25日
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