サベリウス主義とワンネス神学について
「洛西キリスト教会は奥村拓也牧師を講壇に立たせ続けるのですか?」の記事の中に、
<歴史的サベリウス主義は、父なる神が神の唯一の人格であると述べるのに対して、今日のワンネス神学は、この神の唯一の人格はイエスである、と言います。ワンネス神学は、「聖書が父または聖霊について語った部分は、実際はイエスのことについて述べているのである。イエスは、神の他の形式(つまり、父、聖霊)で、ご自身を啓示しておられる」と説きます。ワンネス神学の信奉者の中には、この考えを『ジーザス・オンリー主義』と呼んでいます。>と書かれてありますが・・・、
(1) サベリウス主義と「父神受苦説」とが混同されておられないでしょうか?サベリウス主義というのは、「父」のみを神とするのではなく、「父、子、聖霊」が神の「位格」であることを否定し「様態」とする説だと思います。
(2)ジーザス・オンリー(ワンネス)というのは、「子=イエス」のみを神の「位格」とし、「父」と「聖霊」はその「様態」とみなすということでしょうか?「イエスは、神の他の形式(つまり、父、聖霊)」という表現がありますが、「父、聖霊」も神とみなされているのでしょうか?「形式」とは「様態」と同義ですか?
2014年5月26日
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