世界の権力構造が変化したことを知らずに突っ走る野田


(1)


あなたの神、主があなたに与えて所有させようとしておられる地のうち、あなたの受け継ぐ相続地で、あなたは、先代の人々の定めた隣人との地境を移してはならない。(申命記19・14)

60年代のセックス革命の時代に、北欧諸国がモデルケースになった。

性の解放は、北欧からやってきた。

おそらく北欧は、イルミナティのパイロットファーム(試験場)なのだろう。

次は、男女共同参画である。女性が国会議員の過半数を占めた。

これも、神の秩序に対する挑戦である。

イルミナティは、突然、英米や日本などにサタンの制度を導入することは難しいと考えたので、北欧に植えつけ、それを世界に拡大しようとしたのだろう。

そのとおり、北欧の運動は、世界に伝播した。

さて、今北欧はどうなっているだろうか。

「自由、自由」でやってきて、国境すら自由にしてしまった。

それで、イスラム教徒やら中国人やらが入ってきて、誰の国かわからなくなった。

これだけ国が荒らされたら、元に戻すのは容易ではない。

「神が設定した地境を変えてはならない」という命令は、倫理相対主義を否定している。

神が定めた倫理規則がある。

それを人間の側で勝手に変えてはならないのである。

変えることは、最終的に自滅を意味する。

(2)
ゲイリー・ノースが、6月23日付のルーロックウェル紙において、Panic in the New World Order(ニュー・ワールド・オーダーでパニック発生)という題のエッセイを発表した。

その中で、イルミナティが、生存の危機に直面していると述べた。

私の職業生活においてはじめてのことだが、ニュー・ワールド・オーダーとも呼ばれる国際支配層は現在、その生存すら脅かすほどの大きな危機に直面している。

これらの人々が恐怖に怯えているのは、はじめてのことである。

やはり、板垣氏やベンジャミン・フルフォードの情報は正しかったようだ。

3つのソースから同じ状況が報じられているということは、おそらく事実なのだろう。

イルミナティは、まさに生存のために最後の戦いをしているのだろう。

ノースはイルミナティについて次のように紹介した。

彼らは多くはない。著書『スーパークラス』において、デイビッド・ロスコプは、世界権力の頂点にいるのは6000人程度だろうと述べた。

そのほとんどが男性であり、その少なくとも3分の1がアメリカのもっとも有名な大学を卒業している。残りの人々のほとんどは、ヨーロッパの同様な大学の卒業生だ。

ヨーロッパの危機は、これらのリーダーたちにとってかつて体験したことのない出来事のようだ。

かつてヨーロッパのリーダーたちが直面した同様の危機は、世界を第二次世界大戦に導いた。

アメリカにはヨーロッパを救う力がない。ヨーロッパは自らの力で回復しなければならない。

バベルの塔は崩壊した。

(3)
デイビッド・ロックフェラーが失脚したことの影響は、徐々に日本の政界にも影響を与えているようだ。

板垣氏によると、イルミナティの世代交代が進んで、新しい世代が世界大戦をあきらめた結果、オバマ大統領が世界平和を求める方向に舵を切ったという。

これまで小沢氏に対しては、デイビッド・ロックフェラーが暗殺命令を出したり、東京地検を使って失脚を狙っていたが、当の仕掛け人が権力を失ったため、その影響は徐々に少なくなり、行動の自由を取り戻しつつある。

消費税の問題の根源は、デイビッド・ロックフェラーが、増税分の10兆円を毎年上納せよと恐喝したことにある。

その手下である藤井裕久元財務相と、その子分勝栄二郎事務次官、その傀儡である野田佳彦首相はその命令に従って増税を画策してきた。

ロックフェラーが失脚した後でも、彼らは、省益のために、この政策を継続して推進した。

小沢氏は、イルミナティ支配層の世代交代にようやく気付き、しかも、現在のトップが、親しくしているジェイコブ・ロスチャイルドになったことを理解したという。

カート・キャンベル国務次官補から「民主党を割るな。割らなければ、米国は助ける」という言葉を守ってきたが、背後の変化に応じて、この軛からも解放されていると気づきはじめているという。

(4)

どうやら、財務省と野田は、ロックフェラーの後ろ盾もないのに突っ走っているようだ。

これじゃあ、失敗は目に見えている。

以上の情報が正しいとすると、両者の末路は悲惨だ。政治生命をかけると啖呵を切って、国民を無視して進めた増税がとん挫したら、何もかも失うことになるだろう。

失ったほうがいい。

野田は、政治家になってはいけない人だ。

 

 

2012年7月2日

 

 ホーム

 



robcorp@millnm.net