日本の聖書信仰のクリスチャンが戦わないで誰が戦うのか


第三段階:崩壊・破壊(2週間〜1ヶ月)

経済崩壊、全体ストライキ、テロリズムと犯罪の増大、不満の増大、通貨危機(ゴールドラッシュ)、政府の崩壊及び代替の「臨時」政府の導入。権力が武装した「革命」集団の手に集中する。

どうも世界はすでにこの段階に入っているように思える。

リーマンショック、通貨の下落(比較的健全な円は高くなっている)、移民及び国境撤廃による政府の崩壊、各地で頻発するテロと犯罪。

既存のシステムが崩壊しつつある。

911以降は、愛国者法によりアメリカは、政府が武装した「革命」集団になっており、そこに権力が集中している。

ユーリー・ベズメノフの国家転覆工作を、ソ連と共産国で終わったと考えるのはおろかである。

世界中でこの転覆工作は続いている。

第一段階:戦意はく奪

第二段階:不安定化

第三段階:崩壊・破壊

第四段階:「正常化」

これは、サタンがエバに行った方法と似ている。

さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」
女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。
しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と仰せになりました。」
そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。(創世記3・1-7)

1.戦意はく奪

サタンは、自分が敵ではない。味方だと思わせた。

「あなたがたは決して死にません。あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」

神を幸せを妨害する者として描き、自分を相対的に高めている。

エバは、サタンを解放者のようにみなした。

つまり、サタンとの「戦意を喪失」した。

2.不安定化

「そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。」

サタンの言葉を信じて、確信がぐらついた。

罪を犯させるには心を「不安定」にする必要がある。

3.崩壊・破壊

「それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。」

秩序が崩壊した。

罪のない世界に罪が入った。

4.正常化

「このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」

新しい秩序が生まれた。

神を前提としない知識によって「目が開け」た。

本来恥ずかしいものではないはずの自然の姿である裸が異常に見えるようになった。

「サタンが提供した眼鏡」と「堕落した目」を通してものを見るようになったので世界がまったく変わって見える。

クリスチャンになり、聖霊が与えられると、世界がまったく違って見えるようになる。

だからノンクリスチャンはクリスチャンの言うことが理解できない。

われわれは、聖書を通して世界を見る。

神中心に世界を見る。

しかし、ノンクリスチャンは、生まれながらにアダムの堕落の影響を受けているため、神中心に世界を見ない。

ノンクリスチャンは、世界に異なる秩序を作り、それを正常化しようとする。

つまり「神なしでも成立するエデンの園」を作ろうとする。

この新しい秩序において、イエスは邪魔である。

なぜならば、イエスは神を中心とした世界を作るために地上に来られたから。

自分の王国を作ろうとしているノンクリスチャンから見れば、イエスもクリスチャンも「余計なことをする人」である。

だから、迫害が起きる。

この世界は、破壊・転覆工作により、すでに敵によって管理されている悪魔の国である。

住民は悪魔の支配を受けて、奴隷にされている。

イエスはそこからわれわれを救い出し、自由の国に入れてくださった。

その後の2000年の歴史は、自由の国の拡大のそれである。

キリスト教の伝播により、どれだけ人類は幸福になったか!

かつてはほとんどの人が奴隷の身分だった。

ロシアでは1860年代まで農奴がいた。

アメリカでは1960年代まで黒人は公民権をもっていなかった。

キリスト教に基づく科学の発達により、人類は巨大な力を手にいれた。

しかし、この流れを逆流させ、われわれを再び奴隷にしようと働く動きがある。

それが啓蒙主義であり、共産主義であり、ヒューマニズムである。

サタンは再び「光をもたらす者」として登場した。

推進している人々は、われわれの前では上品な人々だが、密かに悪魔崇拝をしている。

このような「反神の国」運動に対して、われわれは反旗を翻している。

われわれは必ず勝利する。

だから、彼らの転覆工作は成就しない。

日本は世界の最後の砦として残っている。

聖書信仰のクリスチャンだけが、悪魔の国を滅ぼし、神の国を回復する力を持っている。

神の国として残されている日本の聖書信仰のクリスチャンが戦わないで誰が戦うのか。

 

 

2016年7月31日



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