現行翻訳聖書に関する見解
誤解していただきたくないのですが、現行翻訳聖書の問題は、「小さな毀損」が無数にあるということであって、「内容の大規模な改ざん」があるということではありません。
新改訳も、ネストレが底本になっているので無数の間違いがありますが、しかし、聖書全体の主張を大きく外れるような間違いはほとんどありません。
しかし、やはり、神の言葉ですので、私たちは、そういったマイナーな問題を解決していかなければならない。
今のところは、一つ一つ確認しながら内容を見て、間違いを正していくしかありません。
ビザンチン型写本(マジョリティ・テキスト)は、歴史的に99%のクリスチャンが使用してきたものですから、こちらを採用すべきだと思います。
今私たちが持っている聖書は、オリジナルの聖書とほぼ一致しています。
長期的には(500年以上)大きな害が出るでしょうが、短期的には私たちを「大きく」惑わせるものではないです。
私がHPでこの問題を取り扱っているのは、現行翻訳聖書に対するある程度の信頼が前提としてあるからであって、もしなければ、クリスチャンから聖書信仰を奪い、大きくつまづかせてしまうことになりますので、やりません。
ぜひそこのところをご理解いただければ幸いでございます。
2012年7月27日
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