世界は神を礼拝するために創造された


世界はもともと一つの陸だったと思われる。

つまり、地球は眼球のようなものだった。

陸地が一つのところに集まっていた。

それが、内部のマントルの移動によって陸地が分裂して今の姿になった。

創造のときには、パンゲア(一つの陸地)の状態があったはずだ。

神はまず海を作られ、そこから陸を出された。

陸からエデンを分けられ、エデンに園を作られた。

陸→エデン→園

この3つによって陸上世界は成立した。

これは、幕屋の構造である、庭→聖所→至聖所に対応している。

聖書において陸は救いを、海は滅びを象徴する。

もちろん、海そのものが滅びの場所という意味ではない。

「海の中にいるものは私のもの」とあるようにそこも神の世界である。

ただ、救いの構造としての一面としてそのような象徴になっているということである。

ノアは、箱舟で海から救われアララテ山にたどりついた。

ヨナは、巨大な魚によって救われ、陸に戻った。

構造として、

海→陸(陸→エデン→園)となっている。(*)

もともと世界は、契約の地として創造された。

幕屋であらわすならば、

海は、幕屋の外。

陸は、幕屋の内。

幕屋の中は、庭→聖所→至聖所の3重構造になっている。

神殿の構造も同じである。

ちなみに、われわれのよく知っている神社であらわすならば、

海は、境内の外。

陸は、境内の内。

境内の中は、庭→拝殿→本殿の3重構造になっている。

世界はもともと、契約の構造で創造された。

だから、もともと礼拝のための場所なのである。

世界は、神を礼拝するために創造された。


(*)
このもともとの陸地、パンゲアにおいて、日本は一番東に位置していた可能性がある。

エデンがどこにあったか不明だから確かなことは言えないが、園はエデンの東にあったので日本がパンゲアにおいて園の場所だったのかもしれない。

 

 

2013年2月15日



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