天皇の金塊
高橋五郎著『天皇の金塊』を読んでいる。この本によると、
陸軍中佐竹田宮恒徳氏は、日本軍がアジア12か国で略奪した金塊などを隠したフィリピンの山奥で最後まで生き残った人物であるという。
フィリピン全域に175か所地下貯蔵サイトを設け、それぞれ責任者には陸軍の将官がついた。
それぞれのサイトは出入り口を爆破して、1945年6月1日最後に残った8号サイトにその175人の将官全員が集合した。
その出入り口も爆破したのだが、175名の将官全員は、生き埋めにされて死んだ。
口封じのために消されたのだ。
爆発直前に地下倉庫からエレベーターで地上に戻り、地鳴りを感じながら山道を足早に去る3人の男たちがいた。
そのうちの一人が竹田宮であった。残りの2人は、山下奉文大将と、フィリピン人ベン・バルモス・ハーミン。
山下は戦犯として処刑され、この証言はハーミンによるものである。2003年発刊の著書『ゴールド・ウォリアス―山下財宝のアメリカ秘密回収』(未邦訳)でハーミンの証言を公開したのは、アメリカ人報道作家スターリングとペギーのシーグレーヴ夫妻たち。
これら175か所に蓄えられている金塊の総量は、CIAとMI6の推定によると、14万1000トン。
バチカン名義分14000トン、皇室名義分24000トン。
世界の金の公称総生産量は年間1900トンだから、世界の総生産量の74年分ある。
日本は、戦争において敗戦国であるにもかかわらず、実質、世界最大の成金大国になっていた。
しかし、高橋氏によると、これらの金塊の本当の所有者は、戦争事業主である国際金融資本家、さらにその上にいるロイヤル・ファミリーの私有物である。
日本軍は、金銀財宝をアジアから搾取するために利用された。
まだ半分も読んでいないので、確実なことは言えないが、このストーリーは、私の仮説を一部裏付けている。
私の仮説とは、
日本は、明治維新においてイルミナティに乗っ取られ、その計画にしたがって、汚れ役をやらされた。
2014年4月17日
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