すべての物はきよい
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聖書では鯨を食することは禁止されていません。
禁止されているのは旧約聖書においてですが、この律法は、新約聖書において廃棄されました。それがペテロの体験です。
ペテロが寝ているときに夢の中で旧約律法において否定されている動物が入った籠が天から降りてきました。
そして「これを食せ」との神の声が聞こえました。
ペテロは「汚れたものを食べることはできません」と言うと「私が聖めたものを汚れていると言ってはならない」と返事がありました。
旧約聖書における食事規定は「聖俗を区別する」ことを教える実物教育のために定められたものでした。
新約聖書においては原理は「すべてを食べてもいい」と変わりました。
新約時代における聖俗の区別は「動機」にあります。
もはや魚の種類や動物の種類による食物規定はなく、あらゆるものを食べてもよいのです。
しかし、聖俗の基準は残っていて、新約時代においては、動機がよければ「聖い」、動機が悪ければ「汚れている」と区別するようになりました。
神の国のために食べるならば何を食べても聖くなり、神の国のためでなければ何を食べても汚れた食物になります。
食べ物のことで神のみわざを破壊してはいけません。すべての物はきよいのです。しかし、それを食べて人につまずきを与えるような人の場合は、悪いのです。(ローマ14・20)
2016年9月20日
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