聖書における死刑制度3


死刑廃止論の根底にあるのは、「神の被造物ではない世界」である。

そもそもこの世界は創造によるのではなく、自然に進化してできたと考えるから、刑罰を人間が勝手に決めてよいということになるのである。

しかし、実際には、神の被造物であるから、いくら自分たちの考えで世界を運営しても、神の評価は絶えず下り続ける。

神はこの世界について、常に所有権を主張されるから、進化論者を「横領犯」として扱われる。

結局、どちらが強いか、という問題に行き着く。

神と戦って勝てるか、という問題である。

人間が神に勝てるわけがないから、進化論者は、いずれ神の裁きを受けて、滅ぼされることになる。

死刑廃止論は、神の言葉に対する真っ向からの反抗であるから、呪いが下らないわけがない。

死刑廃止論者は、神を知らず、神を甘く見過ぎているのかもしれない。

「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。」(ガラテヤ6・7)

 

 

2015年12月19日



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