「お金は労働の対価」という考えを捨てるべき


お金は「媒介物」でしかない。お金そのものに意味はない。

火をつければ燃える紙。

お金に意味があるのは、それを物やサービスと交換できるから。

デフレとは、この媒介物の不足である。

酸素や栄養を媒介する血そのものに意味はない。

血は、各器官があってはじめて意味を持つ。

それが足りないなら直接調達する以外にはない。

輸血で補充することに善悪はない。

しかし、われわれは、あたかもお金そのものに価値があるかのように考えて、それを作りだして無料で配布することに罪悪感を持っている。

「お金は労働の対価」であり「働かないと手に入れてはならない」と考えている。

政治家も「そんな打ち出の小槌はない」とヘリマネ(ばらまき)を罪悪視する。

この間違った倫理観によって、日本国は貧血から解放されない。

財務省は、増税によってさらに国民から血を奪おうとしている。

 

 

2018年6月27日



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