ディスペンセーショナリズムから離れない限り悪魔の手助けをすることになる
宇野正美氏は、有力な情報提供者だが、残念ながらディスペンセーショナリズムである。
http://www.youtube.com/watch?v=dwPhBhdI0lE
この講演を聞いて、誰が未来に希望を抱くだろうか。
35億人にまで人口を減らす計画があるという。
で?
われわれはそれに対してどう抵抗するのか。
抵抗しても無駄だという。
なぜならば、それは、聖書に予言されているからと。
講演を聞いて暗くなった。
イエスの絶対的権威を前提としていないから。
基本、ディスペンセーショナリズムはサタン崇拝なのだ。
キリストの再臨前には、サタンの計画には手も足もでないという。
そんなこと聖書のどこに書いてあるのだろうか。
イエスは、「悪魔の業を破壊するために来」られた。
なのに、「手も足もでない」?
聖書が矛盾したこと言うわけがない。
かたや悪魔の業を破壊するために来られ、かたや悪魔には太刀打ちできない?
問題は、「これから黙示録やマタイ24章が成就する」と考えているところにある。
あれは、紀元70年以前の人々に対する預言である。
あれは、旧約の民イスラエルのために書かれた。
われわれのためではない。
紀元70年にキリストのニュー・ワールド・オーダーが到来した。
聖書は、その到来予言なのである。
聖書の目的は、「キリストが紀元70年に来臨され、世界の王となり、悪魔の支配を破壊される」ということを教えるためである。
「あなたがたの中に、わたしが御国とともに来るまで死を味わわない人がいる」と言われた。
キリストの再臨は、同世代のうちに起こると言っているのである。
悪魔はこの教えを無効にするために、黙示録は未来に起きると吹き込んだ。
クリスチャンに無力感を与え、悪魔の手下の計画の邪魔をさせないためだ。
彼らは、「イエスは、悪魔の業を破壊するために来られたと確かに言いましたが、それが成就するのは、再臨後なのです」と教えた。
「再臨前には悪魔の業は破壊できません。それは聖書に予言されているとおりです」と。
それで、クリスチャンが悪魔に対抗することができなくなった。
洗脳によって縛られた。
ディスペンセーショナリズムが流行ってから、どれだけ悪魔が悪事を行ったか。
第一次世界大戦と第二次世界大戦。ロシア革命。中国共産革命。
無数の人々が虐殺された。
ディスペンセーショナリズムのもとで、クリスチャンは悪魔の支配下に入っている。
だから、やられ放題になっている。
アメリカでは、統一教会のもとで宗教右派がまとまっている。
福音派は、その中に丸め込まれた。
世界的にクリスチャンは無力化した。
われわれは、「イエス・キリストは世界の王であり、悪魔は力を失った」と主張しなければならない。
ディスペンセーショナリズムから離れない限り、悪魔の計画の一部として悪魔を助けることになる。
2014年2月1日
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