能力の問題で貧乏しているとか
B省やT庁などの仕事をしてきたが、あまりにも安くてもはや限界である。
通訳をやれば年収1千万になる。
以前やっていたときは社員であったのでそれほどいかなかったが、フリーランスで実績を積めばそのくらいになる。
通訳の仕事をやりたくないのは、家を空けることが多くなり、本が読めないし、原稿も書けないからだ。
これまで蓄積した単語帳の単語数はロシア語だけで5万を超える。
いずれも専門用語で、和訳を記載した辞書は皆無なので、全部英露辞典やオンラインの辞書サイトをあたって自分で調べたものである。
ロシア語翻訳のプロにとって垂涎ものなのだろうが販売する予定はない。
実績のあるロシア語通訳者の何人かに翻訳を依頼したことがあるが、まともな翻訳が返ってきたためしがないのには驚いた。
通訳ができるから翻訳ができるわけではない。
つまり、通訳というのは、ロシア語の知識に関してあいまいであってもできるということなのだろう。
自分の食い扶持を稼ぐなら、方法はいくらでもある。
10年間予備校で英語を教えていたので、受験英語に関しては何も見ないでも要点をすらすら説明できる。
同じことを繰り返し繰り返し教えるので、頭の中に完全にインプットされている。
K塾では、面接時に専任講師に誘われたが教会で働いていたので断った。
これも年収で軽く1千万を超える。
スター講師のような資質がないから時給40万とかはもらえないが、そこそこ稼いでいた。
空いた時間は、本を読んだ。
翻訳に関しては、提出したもので審査に引っかかったことはない。
政府の各省の白書の英訳したときも、クレームなしでパスした。
能力の問題で貧乏していると考えている人がいるので一応断っておく。
2015年9月9日
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