クリスチャンよ、目を覚ませ!


今日の教会の大多数を支配している神学はディスペンセーショナリズムである。

ディスペンセーショナリズムは、異端である。

だから、今日の大多数の教会は異端になっている。

ディスペンセーショナリズムの異端性の中でも大きな部分は、

1.律法の無効化

2.プレ・ミレ

である。

1.ディスペンセーショナリズムでは、律法は新約時代において無効である。

今は恵みの時代なので、律法の時代ではないからと。

しかし、すでに示したように、律法の不変的有効性は聖書において強調されている。

2.ディスペンセーショナリズムの終末論はプレ・ミレである。

今は教会時代であり、再臨の後に千年王国がやってくるという。

今の時代においてキリストの王権は霊的世界に限定されている。

地上的事柄については権威ではないと。

これから歴史はどんどん悪魔化し、最後には反キリストによる世界支配が行われ、大患難時代がやってくると。

そして、大患難時代が始まる前にクリスチャンは携挙され、避難できると。

これは聖書の「地を従えよ」の命令に対する違反である。

神はクリスチャンをキリストとともに王としてくださった。

それは霊的な世界だけではなく、地上の世界においても王である。

だから、キリストにあって、クリスチャンは地上において勝利し、世界を征服できる。

聖書はこのように勝利の終末論を提示しているのに、プレ・ミレを信じている今の教会は敗北を信じている。

地上的改革はいっさい無駄だと信じている。

悪魔は、クリスチャンの無力化に成功した。

地上統治をあきらめさせることによって、自由に活動できるようになった。

クリスチャンは祈らない。

イルミナティが暴れても祈らない。

なぜならば、イルミナティが暴れれば暴れるほど終末が近づいていることの証拠だから。

終末になれば、キリストが再臨され、クリスチャンは携挙され、死を見ることなく天国に行けると。

だから、悪がはびこることを防止する働きが停止している。

今、われわれの世界は、ゴキブリが出ているのに何もしない家主のようなものだ。

無数のゴキブリに家が占領されようとしている。

なぜ何もしないかというと、「ゴキブリが出れば出るほど、救いが近い」という間違った教えに洗脳されているから。

クリスチャンよ、目を覚ませ!

騙されているのだ!

完全に目が曇らされている。

ディスペンセーショナリズムは悪魔の教えである。

悪魔が吹き込んだのである。

私は、クリスチャンが目覚めるまで顔をピタピタと叩く。

 

 

2013年5月13日



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