ロスチャイルドが、単なる金貸しで、世界征服など望んでいないという反陰謀論者がいるが、今の米国を支配しているCFRのもとを作ったのがセシル・ローズの秘密結社である。
米国の教育家フランク・アイデロッテによると、セシル・ローズははっきりと秘密結社の目的が世界支配にあると述べている。
第1の遺言の中で、ローズは、目的をさらに具体的に列挙した。
イギリスの世界支配の拡大、…大英帝国からの移民の制度及びすべての土地のイギリスの臣下による植民地化の完成、とくにイギリス人入植者による以下の占領。すなわち、アフリカ大陸全体、聖地、ユーフラテス河の渓谷、キプロスとカンディアの島々、南米全体、イギリスがまだ所有していない太平洋の島々、マレー群島全体、中国の沿岸地域と日本。アメリカ合衆国を大英帝国の不可欠の一部として最終的に復帰させること、帝国全体の団結、…戦争を不可能にし、人類に最高の利益を増大化する偉大な力の獲得。
(Frank Aydelotte, The Vision of Cecil Rhodes, Geoffrey Cumberlege, Oxford University Press, London, 1946, p. 5)
セシル・ローズの秘密結社を引き継いだアルフレッド・ミルナーはロスチャイルドのエージェントでもあった。
ミルナーはフリーメイソンとともに、20世紀初頭に円卓会議を創設した。
そもそもセシル・ローズが南アフリカの事業で成功したのは、ネイサン・ロスチャイルド及びイングランド銀行の支援があったからだ。
円卓会議は、アメリカ支部として1500人以上で編成される外交問題評議会を1919年に創設した。
この外交問題評議会(CFR)が、影の政府として、今アメリカを動かしている。
それゆえ、CFRが世界支配を狙っているのは明らかである。
セシル・ローズの計画どおり、1913年連邦準備制度の設立において、アメリカはイギリスの植民地に復帰した。
連邦準備制度の主要株主ロスチャイルドがアメリカの主人になった。
セシル・ローズの計画には、日本も含まれている。
日本は、太平洋戦争での敗戦以来アメリカの支配を受けているので、これも成就した。
これで、ロスチャイルドが単なる金貸ではないことがお分かりだろうか。