気づいてください!!!
デフレが問題とはいいますが。。。
日本で出回っているお金のほとんどは、銀行が作っています。
だから、どんなに日銀がベース・マネーを増やしても、銀行が作らないとデフレは解消しません!!
じゃあ、銀行はどうやってお金を作るかというと、民間の人や企業による借金によって作ります。
つまり、民間の人や企業が銀行からお金を借りるときに、お金は「創造」されます。
銀行は、預金者の預金から貸し出すのではなく、お金を「無から作ります」。
お金を借りる人の口座に、数字を入力します。
入力した金額は、銀行の手持ちの金額から差し引かれません。
だから、民間の人や企業が借金をしない限り、日本に出回るお金の総量は増えません。
これが、日銀がベース・マネーを増やしても、デフレがなかなか解消されない理由です。
増税は、消費を減退させ、景気の足を引っ張り、将来不安を引き起こし、それによって、企業の投資意欲は殺がれます。
投資意欲が殺がれると、銀行から借りることもなくなり、そのためお金が作られません。
バブルが崩壊したときに、まじめな日本人は、お金を返そうとしました。
景気が悪くなると、まじめな日本人は、せっせと節約するようになりました。
政府の借金が増えたと聞くと、まじめな日本人は、政府に無駄遣いを辞めさせました。
それによって、かえってデフレを進行させ、景気を悪化させました。
なぜならば、借金をしなくなったから。
信用創造のシステムのもとでは、まじめさがかえって自分の首を絞めることになっているのです!!!
気づいてください!!!
2017年8月28日
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