1.
落合氏の著作は、天皇陛下も読んでおられるようである。
陛下からお言葉をいただいたそうである。
ということは、日本の裏権力について、相当核心をついたことを言っているのではないだろうか。
私の場合、考古学的・歴史的・遺伝子学的な研究と同時に、聖書に基づいて超古代史を見る必要があると考える。
なぜならば、証拠が限られていることと、聖書の絶対性のゆえである。
聖書が示す世界の構造から言うと、この世界は、
1.神が臨在する山頂
2.中腹にあるエデンの園
3.そこから出て世界を開拓する人類
が中心テーマである。
元初の山とは、エデン山である。
エデン山の中腹にエデンの園があった。
エデン山→エデンの園→平地
この階層構造がある。
エデン山から水が出てエデンの園を潤し、4本の川になって平地に流れる。
これは世界の祝福の方法を示している。
山頂は神を象徴する。
祝福の根源は神である。
エデンの園に住む人間は、神の祝福を平地にもたらす存在である。
エルサレム神殿や日本の神社はこの構造を持っている。
神社は中腹に建てられ、境内や境内のそばに川が流れていることが多い。
神社はエデンの園なのである。
アダムは、天地を結び、天の祝福を地上にもたらすために創造された。
ホツマツタエによると、阿波とは天地を表す。
徳島県は、剣山の祝福を神戸を通じて本州に流す天地の結び目なのだろう。
神殿で至聖所と庭を結ぶのが聖所である。
聖所は天地を仲介するイエス・キリストの象徴である。
だから、パンと燭台が置かれていた。
至聖所からの祝福(食物と光)を庭にもたらす存在である。
イエスは「パン」であられた。
イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。(ヨハネ6・35)
イエスは祭司として神の祝福である食物を地上に与えるために来られた。
イエスは預言者として神のメッセージを人類に伝えられた。
イエスは「世の光」であられた。
わたしは世の光です。(ヨハネ9・5)
クリスチャンもイエスの御体として同じ働きをする。
祭司として命のパンを与え、預言者として人々に正しい道を示す。
イエスもクリスチャンも仲介者であり、それゆえ、聖所に住む者たちである。
阿波と同じ意味を持つのが、伊勢である。
伊勢はもともと「伊蘓」と書いた。
「伊」の字は、「天地を仲介する者」の意味の漢字である。
「蘓」の字は、「蘇る」という意味。
それゆえ伊勢とは「天地を仲介する者が蘇る」の意味。
つまり、イエス・キリストの復活を示す神社である。
アダムは神の祝福を世界に広げる使命を帯びていたが、失敗したので、キリストが代わりにその使命を果たされた。
これが、聖書の主要なメッセージである。
キリストの贖いを受けて新人類になった人々、つまりクリスチャン、は、天地の仲介者として世界に乗り出し、世界を祝福しなければならない。
それが「世界の再建」である。
再建主義とは、この活動を目指す運動である。
2.
また言った。「ほめたたえよ。セムの神、主を。カナンは彼らのしもべとなれ。
神がヤペテを広げ、セムの天幕に住まわせるように。カナンは彼らのしもべとなれ。」(創世記9・26-27)
もともと世界の支配的グループとして選ばれていたのは、セムの子孫である。
そのため、セムには遺伝学的に「リーダーとしての器量」が与えられているのだろう。
現在の世界がこれだけ悪化したのは、カナンがリーダーになっているからだろう。
カナン、つまり、ロスチャイルドである。
ロスチャイルドは、自らカナン系統のニムロデの子孫と公言している。
ロスチャイルドの企業にはニムロデの名前が入っているものがある。
http://www.millnm.net/cgi-bin/page.cgi?url=../qanda3/nimrod.htm
ロスチャイルドを中心として、イルミナティ・フリーメイソンは、カナン人の宗教である。
なぜならば、これらの秘密結社の神とはバアルだからだ。
W・E・リデルは、著書 'The Pickingill Papers ― The Origins of the Gardnerian Craft' (W.E. Liddell and Michael Howard. Published in 1994 by Capall Bann Publishing, ISBN 1898307105.)の中で、次のように述べた。
中世の魔女やイギリスのフリーメイソンは、ルシファーを「ニムロデ」と呼んだ。ニムロデは、天に昇ろうとした「内在神」の奮闘を表す一般的な用語である。・・・ルシファーは、ニムロデと同一と考えられる。ほとんどのフリーメイソンたちは、ニムロデとバベルの塔が[もともと]、(メイソン)クラフト神話における基本の一つであると知って驚くだろう。・・・我々の創始者であり、最高のグランド・マスターは、あの有名な[悪名高い]塔の建設者、ニムロデ王本人であると断言されている。当時の活動的メイソンたちに最初の「命令」を与えたと言われるのは、ソロモン王ではなく、ニムロデなのである。
http://www.islamicparty.com/commonsense/19mason.htm
ニムロデは、バアルという名で知られるようになり、バビロンの人々に太陽神として崇拝されるようになった。
http://www.geocities.com/Heartland/Prairie/4577/Nimrod.html
フリーメイソンやイルミナティに支配されている世界は、すなわち、カナンに支配されている世界である。
アメリカを支配しているのは、ユダヤ人であるが、ユダヤ人はタルムードによってカナンに支配されている。
ユダヤ人は、タルムードユダヤ教のもとでバビロン人と化している。
共産主義は、タルムードユダヤ人による思想であり、タルムードユダヤ人が始めたイエズス会に支配されているローマ・カトリックもタルムードユダヤ教である。
イエズス会が作ったディスペンセーショナリズムに支配されている現代のプロテスタント教会もタルムードユダヤ教であり、シオニストである。
つまり、世界は、タルムードユダヤ人を通じてカナン人に支配されてきた。
欧州の王族は、タルムードユダヤ人であるベネチア・オリガルキーの混血によりタルムードユダヤ化しており、王室連合はカナン人の支配を受けている。
3.
しかし、イエス・キリストにおいて、上記の創世記9・26-27の預言は成就している。
なぜならば、イエス・キリストが天地の王であると宣言され、紀元70年にキリストの御国が法的に実現したからである。
イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。(マタイ28・18)
大宣教命令とは、この法的な現実を、実際的な現実に変える働きである。
それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。…(マタイ28・19-20)
セム族であるイエス・キリストが世界の王になられたときから、すでに世界はセムによって支配されており、それゆえ、カナン人の支配は法的に崩壊したのである。
われわれは、イエス・キリストを信じることによってセム族化する。
「カナンは彼らのしもべとな」らなければならない。
すなわち、すべてニムロデを神とする人々、フリーメイソン・イルミナティ、ロスチャイルド、タルムードユダヤ化した王室連合は、イエス・キリスト及びクリスチャンの支配下に置かれなければならない。
それが、神のもとにある世界の運命である。
アブラハムはニムロデに勝った。
さて、シヌアルの王・・・は、・・・アブラムのおいのロトとその財産をも奪い去った。・・・
アブラムは自分の親類の者がとりこになったことを聞き、彼の家で生まれたしもべども三百十八人を召集して、ダンまで追跡し・・・彼らを打ち破り、ダマスコの北にあるホバまで彼らを追跡した。
そして、彼はすべての財産を取り戻し、また親類の者ロトとその財産、それにまた、女たちや人々をも取り戻した。(創世記14章)
シヌアルの王とは、ニムロデの子孫である。
ハムの子孫はクシュ、ミツライム、プテ、カナン。
クシュの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラマ、サブテカ。ラマの子孫はシェバ、デダン。
クシュはニムロデを生んだ。ニムロデは地上で最初の権力者となった。
彼は主のおかげで、力ある猟師になったので、「主のおかげで、力ある猟師ニムロデのようだ」と言われるようになった。
彼の王国の初めは、バベル、エレク、アカデであって、みな、シヌアルの地にあった。
その地から彼は、アシュルに進出し、ニネベ、レホボテ・イル、ケラフ、
およびニネベとケラフとの間のレセンを建てた。それは大きな町であった。(創世記10・6-12)
つまり、セム族であるアブラハムはカナン族であるニムロデの王たちに勝利した。
この構図は、イエス・キリストによるパリサイ人ユダヤ人への勝利のそれである。
パリサイ人はバビロンに起源をもつタルムードユダヤ教を信じていた。
今も彼らは同じ立場である。
ちなみに、パリサイ人のルバビッチ運動はトランプの父親を支援して、彼をニューヨークの不動産王にした。
http://www.millnm.net/cgi-bin/page.cgi?url=../qanda4/712utT2RGjY79671.htm
それゆえ、トランプが現れたからタルムードユダヤ人の支配は終わったということではない。
再建主義のクリスチャンが政権を取らない限り、タルムードユダヤ人=カナン人の支配は終わらない。
しかし、それは時間の問題である。
つまり、世界がセム人によって支配されるとのノアの預言は、イエス・キリストの紀元70年における再臨において法的に成就したので、実際的な成就は運命づけられている。
人類はタルムードユダヤ人の騙しに気づいてシオニズムを捨てて、再建主義者に変わり、世界の支配権を積極的に取り戻すようになるか、拒否した場合、滅びるかのいずれかである。
4.
ノアは、世界の神の国化の再出発を開始する際に、聖書の神を信じるセム族による支配を預言した。
もう二度と洪水は起こらない。
わたしはあなたがたと契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。」(創世記9・11)
ということは、世界を襲う大破局、ハルマゲドンなるものは起きない。
福音伝道という地道な手段によって世界は徐々に変わり、ついに、セム族(イエス・キリスト及びクリスチャン)が地上を支配する。
5.
世界の現在の支配者たち、つまり、タルムードユダヤ人によって騙されている王族連合、クラブ・オブ・ザ・アイルズは、目を覚ますべきである。
このまま騙され続ければ、支配権を奪われるだろう。
6.
次のように考える。
アララト山を降りた人類は、タガーマ州ハラン(高天原)という麓にある場所にまず住み着き、そこを第2のエデンの園に設定した。
世界の支配者たるセム族はそこに残り、ハム族は南下しバビロンへ、ヤペテ族は北上しコーカサス地方に移り住んだ。
セム族のアブラハムはハランで生まれ、ウルに下った。
カナン人の町ウルがあまりにも堕落しているので、そこから出て、パレスチナに移動した。
アブラハムの子孫がイスラエル王国を建国し、神殿を建設して、世界の首都となった。
ハランにいたセム族の中から東進した者がいた。それが縄文日本人である。
日本人は、日本列島にたどりつき、アララト山に酷似した富士山の麓に第2のハランを作った。これが富士王朝である。
つまり、歴史は東西で対称的に進行した。
日本では、富士王朝は裏エデンの園となり、その後、イスラエル王国の裏として神武天皇が裏イスラエル王国を作った。
新約時代になって、イエスがイスラエル王国を完成し、その民(ヤ・ウンモト=大和)が東進して日本にたどりつき、旧約時代にすでに作られていた裏イスラエル王国と合体して、真のイスラエル王国が完成した。
このような事情を、おそらく世界の支配者たちは知っているのだろう。
そのため、皇室は世界政府において別格に扱われているのだろう。