デフレは虚血状態と同じだから通貨を発行せよ2
日本を破壊しようとする人々が、邪悪な日銀総裁を選んで、意図的にデフレを起こしていると思います。
中央銀行制度がある限り、われわれの側でお金の供給ができないのですから、虚血状態になります。
この制度をなおして、商品貨幣、たとえば、金貨や銀貨も流通できるように法律を改正すべきです。
不換紙幣を刷ることができるということは、日銀や銀行とわれわれの側に圧倒的な差別があるということで、法のもとの平等に反します。
本来銀行とは、ただ人の金を預かる商売でした。
しかし、実物貴金属の裏付けのある銀行券を発行して、それがお金になりました。
便利なので流通したのですが、近代国家になってから「デフレ解消のために」という理屈をつけて銀行が不換紙幣を発行する権利を獲得し、圧倒的な支配権を確立しました。
不換紙幣とは偽札です。偽札を貸すことができる権利とは、無から有を生じさせる権利であり、逆の立場から見て、われわれ庶民から見れば、われわれの財布の中に手を入れて自由に奪う権利を得たということになります。
つまり、不換紙幣は奴隷制度なのです。
日銀の側から見れば、インフレになると、日銀券の信用が失墜して、日銀不要論になるので、インフレを抑えることに集中します。
しかし、デフレも日銀不要論に十分になります。
将来的には、われわれは奴隷解放宣言を出さないといけないでしょう。
それは、不換紙幣の発行禁止だけではなく、日銀そのものの解体、そして、商品貨幣の自由発行権を獲得しない限り、われわれは銀行の奴隷です。(ただし商品貨幣は持ち運びや機械の処理に難があるので政府発行紙幣にすればいいと思います。)
ロン・ポールがEnd the Fedという運動をしています。
連邦準備制度を廃止せよ、という運動です。
米国が中央銀行を廃止すれば、日本も廃止すべきです。
そして、日本は政府発行紙幣に全面的に切り替えるべきでしょう。
2012年12月4日
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