紀元70年の再臨の中心的意味
すなわち、私がまだ祈って語っているとき、私が初めに幻の中で見たあの人、ガブリエルが、夕方のささげ物をささげるころ、すばやく飛んで来て、私に近づき、
私に告げて言った。「ダニエルよ。私は今、あなたに悟りを授けるために出て来た。
あなたが願いの祈りを始めたとき、一つのみことばが述べられたので、私はそれを伝えに来た。あなたは、神に愛されている人だからだ。そのみことばを聞き分け、幻を悟れ。
あなたの民とあなたの聖なる都については、七十週が定められている。それは、そむきをやめさせ、罪を終わらせ、咎を贖い、永遠の義をもたらし、幻と預言とを確証し、至聖所に油をそそぐためである。
それゆえ、知れ。悟れ。引き揚げてエルサレムを再建せよ、との命令が出てから、油そそがれた者、君主の来るまでが七週。また六十二週の間、その苦しみの時代に再び広場とほりが建て直される。
その六十二週の後、油そそがれた者は断たれ、彼には何も残らない。やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、荒廃が定められている。
彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現われる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。」(ダニエル9・21-27)
1.神の民が選ばれ、神と契約を結んだ。
2.契約に違反したため、捕囚という刑罰が下った。
3.刑罰の期間が終われば、捕囚から解放される。
4.イスラエルは、メシアによって回復される。
5.イスラエルを支配した4つの帝国はことごとくメシアによって滅ぼされる。
6.メシアの国は滅ぼされることなく、永遠に続く。
7.メシアを信じる真のイスラエル人は、そむきをやめ、罪を犯さず、咎が贖われ、永遠の義が与えられる。
8.メシアを殺す偽イスラエル人たちには、裁きが下る。
ダニエル書に預言された「ローマ帝国と偽イスラエルの滅亡」が成就し、キリストの王国が永遠に確立され、クリスチャンが永遠の義が与えられる
1.紀元70年以降、イエス・キリストの王国は無敵である。
2.クリスチャンは、イエス・キリストにあって世界の支配者であり、サタンのいかなる政治的・霊的な権力もわれわれに勝利できない。
私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。(ダニエル7・13)
そのとき、人の子のしるしが天に現われます。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。(マタイ24・30)
人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた
私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。
この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。(ダニエル7・13-14)
2020年1月14日
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