不換紙幣発行は実質的に略奪である4


私はここで納税拒否を唱えているのではない。

クリスチャンは、納税すべきである。

現行のシステムに従うべきである。


人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。
したがって、権威に逆らっている人は、神の定めにそむいているのです。そむいた人は自分の身にさばきを招きます。(ローマ13・1-2)

しかし、本来の政府のありかたは何かということを念頭において、それを将来、改革して行こうと言っているのである。

明治維新において設立された中央銀行制度は、政府に権力を過剰に与えることを目的とした「不公正な交換」に基づいている。

当時はまだ兌換紙幣であったが、紙幣である以上、水増しは避けられない。

戦争などでインフレが進むのは、政府が紙幣を乱発するからである。

ずっと不公平な交換が行われてきた。

政府は、社会の構成員の一部でしかない。

人々が集まって共同して生活を営むのが社会である。

その中で不正な利得を得る者がいれば社会は歪む。

それは、社会の病である。

社会では、みんなが公平な交換を行う。

納得ずくで交換を行うことによって、社会は豊かになっていく。

しかし、一部に過剰に不公平な交換を行う者がいる場合、社会は病む。

不換紙幣発行する組織が日本にあるということは、日本が病んでいると同義である。

政府が、国民と平等の立場に立つ「欺きのない」社会を目指そう。

 

 

2015年10月17日



ツイート

 

 ホーム

 



robcorp@millnm.net