歴史修正主義を否定するアメリカの態度はカルトだ


歴史修正主義を異端扱いする傾向があるが、おかしな話だ。

なぜならば、歴史学は、科学なのだ。聖書とは違う。

科学である以上、反証可能性をつねに残しているわけだから、新しい事実が発見された場合に、それによって歴史観が変化する可能性は常にある。

そのような窓口を開けておく必要が科学者にはある。

しかし、あたかも戦争に関する米国中心の歴史観が金科玉条、変更不可能なものとして見るならば、それは、カルトでしかない。

聖書は変更を許さない。なぜならば、科学ではないからだ。

神の言葉は、被造物を超越している。究極的最高権威であり、絶対である。

神が絶対である以上、神の言葉も絶対である。

だからそれは閉じられた世界である。

神学は変化してもいい。

しかし、聖書は変化できない。

歴史観は、常に「暫定的」である。歴史修正主義とのレッテル貼りは、それを行った人間が神になっていることを意味する。

だから、アメリカの安倍さんに対する態度は、自らをカルトと表現しているようなものだ。

 

 

2015年2月19日



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