よく「失われた10部族」という言い方をするが、10部族は失われてはないし、消えてもいない。
神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、国外に散っている十二の部族へあいさつを送ります。(ヤコブ1・1)
当時、ユダヤ人は、同胞が国外に散って存在することを知っていただけではなく、「あいさつを送」ることができた。
つまり、連絡を取っていた。
使徒の時代にすでに、パレスチナのユダヤ人と世界の様々な場所にいたユダヤ人の間に連絡網があった。
だから、当然日本にいたユダヤ人もパレスチナの状況について知識があったはずだ。
紀元1世紀にすでに世界には、情報網があり、イエスが十字架につかれて贖いが成就し、世界がイエスの王国となったという事実は、この連絡網を通じて、日本にも伝わっていた。