神の国を建てる人は人に頼れない2


このS氏、派遣会社から会計の仕事をあっせんされて職場を転々としていた。税理士の資格を取るにはもう一つ試験に合格しなければならなかった。実力はあるので、仕事はあった。

その後どうなったかというと、職がなくなって無一文になったと聞いた。

あれ以来、彼とは付き合いがまったくない。

私は経験から、そのクリスチャンカウンセラー(H氏)にも付き合わないように言ったのだが、彼の事務室にその後も遊びに来ていた。

H氏はS氏をいろいろと助けていた。住居のあっせんとか。(それ以前に、住居がないというので、私の住居に一時居候させてほしいとH氏に依頼されたが、S氏が仏壇を持ち込むというので断った。さらに、彼といっしょにS氏に住居探しを手伝う予定である場所で待ち合わせしたのだが、S氏は約束の時間に現れなかった。)

しかし、それだけお世話になった彼をS氏は訴えて裁判を起こした。

「???」

私にはわけがわからなかった。

気が狂ったのか。

私は、サタンが入りやすい人がいて、そういう人と付き合うといろんな問題に巻き込まれると考えている。

おそらく自分でもわからないうちにクリスチャンの活動を妨害するようになるのだろう。

裁判だって、無意識のうちにやったことかもしれない。

なぜならば、それほど裕福でないH氏を訴えることに何も利益はないと思ったから。

神の国を妨害するような人にはろくなことが起きない。

S氏は、その集会の中でことあるごとにキリスト教批判をしていた。

批判の内容はもうむちゃくちゃだった。


ところがこの者どもは、捕えられ殺されるために自然に生まれついた、理性のない動物と同じで、自分が知りもしないことをそしるのです。それで動物が滅ぼされるように、彼らも滅ぼされてしまうのです。(2ペテロ2・12)

今どうなったかわからない。

しかし、お世話になった人を困らせる人間にろくなことは起きないだろう。

 

 

2011年3月2日

 

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