日本人が敵の策略に目覚めるように
イスラエルはシティムにとどまっていたが、民はモアブの娘たちと、みだらなことをし始めた。
娘たちは、自分たちの神々にいけにえをささげるのに、民を招いたので、民は食し、娘たちの神々を拝んだ。
こうしてイスラエルは、バアル・ペオルを慕うようになったので、主の怒りはイスラエルに対して燃え上がった。
主はモーセに言われた。「この民のかしらたちをみな捕えて、白日のもとに彼らを主の前でさらし者にせよ。主の燃える怒りはイスラエルから離れ去ろう。」
そこでモーセはイスラエルのさばきつかさたちに言った。「あなたがたは、おのおの自分の配下のバアル・ペオルを慕った者たちを殺せ。」
モーセとイスラエル人の全会衆が会見の天幕の入口で泣いていると、彼らの目の前に、ひとりのイスラエル人が、その兄弟たちのところにひとりのミデヤン人の女を連れてやって来た。
祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスはそれを見るや、会衆の中から立ち上がり、手に槍を取り、
そのイスラエル人のあとを追ってテントの奥の部屋にはいり、イスラエル人とその女とをふたりとも、腹を刺し通して殺した。するとイスラエル人への神罰がやんだ。
この神罰で死んだ者は、二万四千人であった。
主はモーセに告げて仰せられた。
「祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスは、わたしのねたみをイスラエル人の間で自分のねたみとしたことで、わたしの憤りを彼らから引っ込めさせた。わたしは、わたしのねたみによってイスラエル人を絶ち滅ぼすことはしなかった。
それゆえ、言え。『見よ。わたしは彼にわたしの平和の契約を与える。
これは、彼とその後の彼の子孫にとって、永遠にわたる祭司職の契約となる。それは彼がおのれの神のためにねたみを表わし、イスラエル人の贖いをしたからである。』」
その殺されたイスラエル人、ミデヤン人の女といっしょに殺された者の名は、シメオン人の父の家の長サルの子ジムリであった。
また殺されたミデヤン人の女の名はツルの娘コズビであった。ツルはミデヤンの父の家の氏族のかしらであった。
主はモーセに告げて仰せられた。
「ミデヤン人を襲い、彼らを打て。
彼らは巧妙にたくらんだたくらみで、あなたがたを襲ってペオルの事件を引き起こし、ペオルの事件の神罰の日に殺された彼らの同族の女、ミデヤンの族長の娘コズビの事件を引き起こしたからだ。」 (民数記25・1−18)
腐女子という現象が起こった。
男性の同性愛の漫画を好む女性だという。
そして、こういった類の漫画について条例である程度の規制をすることを求めた石原都知事に対して、若者が猛烈に反対した。
これは、かなり強烈な反発だった。
「法律で規制するのではなく、個人の選択の自由に任せるべきだ」というのだが、選択の自由を許していたら、堕落に歯止めがきかないということで乗り出したのであろう。
私も同じ意見である。
聖書でははっきりと、為政者の条件として、同性愛を取り締まることをあげている。
これができない為政者は、神の御前に義務を果たしていない。
義務を果たせない場合には、神はその為政者を裁かれる。
だから、今の日本の為政者は神にダメ出しを食らった。
民主党政権は、われわれにとって一つの裁きである。
もう誰も止められない。
どんなに選挙で負けても政権から降りようとしない。
もはやクーデターを起こすか、滅亡するかしか残っていない。
残りの何年か民主党に任せていたら、日本はどんどん破壊されていく。
地震が次々と起こり、これでもか、これでもかと起きる。
日本が振るわれているのが分かる。
進化論、そして、道徳相対主義は、絶対にこういった破局に至る以外にはないのだ。
「幻のない民は滅びる」という言葉がある。
幻とは律法である。
神の法がない民は、滅亡しかない。
日本人は、世界の諸民族の模範となれる部分をたくさん持っている民族である。
世界はその勤勉さ、団結力、誠実さを賛美する。
しかし、日本人にとって決定的な弱点は、性的倫理に歯止めがきかないところだ。
なぜならば、聖書が基本にないからだ。
聖書において、性道徳は、基本である。
どんなに勤勉でも、性的に堕落したらソドムとゴモラのように滅ぼされてしまう。
どんなに治安がよくても、経済的に豊かでも、性的に堕落したらもうおしまいだ。
イスラエルは、ミデヤン人の策略によって神罰にあった。
「彼らは巧妙にたくらんだたくらみで、・・・ミデヤンの族長の娘コズビの事件を引き起こしたからだ。」
ミデヤン人は、イスラエルに姦淫を犯させて、神の呪いを招いたのだ。
これは、敵バラクと偽預言者バラムの計略に基づいていた。
バラクがいくら頼んでも、バラムにイスラエルを呪わせることができないので、姦淫を犯させて呪わせるという方法を取ったのだ。
まさしく、グローバリストが、どんなに爆撃や原爆で痛めつけても日本を滅亡させることができないので、日本人の間にポルノをはやらせ、堕落させて滅ぼそうとしているのに似ている。
どうか主のあわれみによって、日本人が敵の策略に目覚めるように。
2011年4月13日
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