この世界に中立など存在しない
いわゆるニュースなどで言われている「民主化」とは、「フリーメイソン化」のことである。
アメリカが世界にデモクラシーを輸出したがっているのは、世界をフリーメイソン化するためだ。
フリーメイソン化とは何か。
「宗教的に無色透明で平等な体制を作る」こと。
フリーメイソン化された人は、自分が宗教的に無色透明であると誤解している。
「僕は、宗教は信じない。科学を信じる。」と。
これがいかに間違っているかは、フリーメイソン化した張本人であるフリーメイソンが宗教であることを見ればわかる。
フリーメイソンは、ルシファーを崇拝する悪魔教である。
だから、「僕は、宗教は信じない」と言っている人は、立派な悪魔教徒なのだ。
宗教的に無色透明なんてものはこの世界に存在しない。
なぜならば、「権力は真空を嫌う」から。
フリーメイソン化されたところでは、神仏が二番手に追いやられる。
一番手は、人間である。
つまり、フリーメイソンの国とは、「人間王国」である。
人間が、神すらも裁く王国である。
神の話題を政治的な場に持ち出すと、「ちょっと待ってください。この国は、政教分離の国なので」と押しとどめられる。
「政治に宗教を持ち出すな」と言う人々は、「この世には宗教的に無色透明な領域があってそこから万人は平等に出発すべきだ」と考えている。
このような領域はない。
サタンは、エデンの園においてエバに向かってこういった。
「神は本当にそういわれたのですか。実を食べても死にません。神はあなたの目が開け、神のようになることを知っているのです」と。
つまり、「神など関係ない理想的な場があるのだ。そこに立脚してものを判断すべき」と。
神を除外した場は、サタンの場である。
無色透明にはならない。
権力は真空を嫌うので、必ずそれには色がついている。
色がついていないかのように見せているのはサタンである。
「人間がトップだ」とおだてながら、サタンは、着実に自分のテリトリーを拡大している。
フリーメイソンのアメリカがやってきた世界革命とは、「民主化」という一見すると非常に公平な価値観に見える理想を導入することによって、実のところはその国をサタン化することである。
それまで支配していたその国々の宗教や価値観を、「無色透明で中立な共通基盤」という虚構によって脇に追いやり、最後に、ルシファーを出現させることが最終目的である。
アメリカも日本も全部この手でやられてきた。
たちが悪いことに、このような民族や文化の破壊が行われても、「中立で公正なものが導入されたのだから」と当の被害者に被害を受けた自覚がない。
これこそ、サタンの天才的なカムフラージュ、だましの技術である。
この世界に中立など存在しない。
最後には、神か悪魔かの選択に収斂される。
2012年6月3日
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