天にいる無数の勢力のバックアップ
それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。
そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。
しかも、モーセとエリヤが現われてイエスと話し合っているではないか。
すると、ペテロが口出ししてイエスに言った。「先生。私たちがここにいることは、すばらしいことです。もし、およろしければ、私が、ここに三つの幕屋を造ります。あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。」
彼がまだ話している間に、見よ、光り輝く雲がその人々を包み、そして、雲の中から、「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい」と言う声がした。
弟子たちは、この声を聞くと、ひれ伏して非常にこわがった。(マタイ17・4-6)
墓の中にいる人ほど、無力な人はいない。
墓地に行くと、誰も何も言わない、叫ばない。
どんなに有力な、かつて大統領を務めた人でも、何も言えない。
ノンクリスチャンは、死ねば無力である。
しかし、クリスチャンは、死んでもなお力がある。
というか、クリスチャンは死なない。
イエスのもとにモーセとエリヤがやってきて話をした。
使徒たちが目撃した。
われわれの世界とは違う世界があって、そこでクリスチャンたちは生きていることの証拠だ。
そして、彼らは、地上の出来事に関心を持ち、それに参加している。
ノンクリスチャンには、そのような支援はない。
クリスチャンには、父なる神とキリストと聖霊、そして、御使いだけではなく、圧倒的な数の昇天したクリスチャンが支援者として存在する。
神の国とサタンの国の戦いは、このようにして神の国のほうが圧倒的な力により勝利する運命なのである。
神の国のために活動する人は、無数のこれらの支援者によって勝利するのである。
サタンの攻撃を受けている人は、自分を救うために活動するならば、救われるのである。
われわれは、昇天したクリスチャンとともに神の国の宴席に招かれて、ともに聖餐に与る権利がある。
われわれは、昇天したクリスチャンと一体であり、ともに神の国の建設のために活動している。
だから、人数とか関係ない。
われわれは、一人でも「聖書はこう語っている」と確信したら、それを実現するために働くことである。
支援者がどれだけいるかなど関係ない。
天にいる無数の勢力がバックアップしてくれるのだから。
2014年8月1日
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