労働は刑罰ではない
「ピューリタンは本流のキリスト教徒から異端視され」
そもそも、聖書には「労働は刑罰だ」なんて書いてない。
神が人間に与えた命令は「地上を支配せよ」(創世記1章)だった。
そして、神はエデンの園をまず耕させた。
これは、堕落(創世記3章)が起きる前の話だ。
つまり、人間の本質的な使命は「労働」だったわけだ。
堕落への刑罰として労働が苦役となったが、もともと人間の使命は労働だった。
「物質界を低次元のものとみる」ギリシア二元論を導入したローマ・カトリックが労働を軽視したので、この本来聖書が教える労働観を回復しようとしたのが、ルターであるし、カルヴァンであった。
2017年11月23日
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