Babymetalが反イルミナティになるように祈る


Babymetalは、残念でならない。

これだけのタレントがそろっているのに、悪魔のために働いている。もったいない。

ビルボード誌でワールド部門でアルバムが1位を取った。

仕掛け人は、安くPVを作って、ユーチューブに載せておいただけと言っている。

正直、これほど世界で受けるとは思っていなかったようだ。

もしかしたら、世界的な大スターになる可能性もある。

メタルの本場イギリスのSonisphereフェスティバルで大成功を収めた。

日本のアイドル業界は、他の国が絶対に追いつけないレベルにあり、様々なノウハウが蓄積されている。

業界に入る子供たちも、慣れ親しんでいる世界だから、最初からレベルが高い。

また、ロックやメタルの世界も、日本の若者の水準はかなり高い。

技術的に言えば、Babymetalのバックバンドは世界最高水準にある。

ただ、今まで日本人が海外で活躍できなかったのは、文化的な壁である。

欧米人のテイストに合わないのだ。

技術はあるがテイストで損をしている無名のテクニシャンがわんさかいる。

10年ほどまえから注目している大村というギタリストは、今ようやくBabymetalで日の目を見た。

https://www.youtube.com/watch?v=QQ4AsE0jjeg

マーティ・フリードマンが推してくれて世界でだんだん名前が知れてきた時期でもあるが、それでもあの分野は、日本人にとってメジャーにはなりにくい。

世界の壁は相当あつい。

今回、Babymetalを通じて、世界の人々は日本人の演奏技術の高さに驚いている。

日本人の感性が世界と違うために埋もれてきたものが、一気に開花したという感じだ。

日本のアイドル文化とロック文化という世界的にはマイナーなものが合体して、他の文化では絶対に真似のできないものを作り出した。

今欧米のエンタメ業界がマンネリ化して、新しいものを求めていたことも幸いした。

環境がそろったわけだ。

これだけすごいものを見せられると、モモクロとかAKBとかきゃりーとか全部食われてしまうのではないだろうか。

ツアーの前座に呼んだレディー・ガガですら食われ気味である。

それだけの破壊力がある。

だから、悪魔の宣伝のために使われているのがもったいない。

日本が世界の文化的な目になるかもしれないというときに、コンテンツが偶像礼拝である。

プレ・ミレの終末論とか、ピラミッドと目とか、バフォメットがふんだんに登場する。

これをきっかけにデス・メタルがはやり、世界の人々の間で悪魔崇拝が日常化する可能性が十分にある。

ほんとに勘弁してほしい。

尋常ではないカリスマ性を持っているボーカルのSU-Metalは、世界の悪を退治したいとか言っているが、自分たちがやっていることが悪魔を助けている。

このどうしようもない状況をなんとか打開できないものだろうか。

日本は、これまでイルミナティを妨害する側に回ってきた。

今回もそうなってほしい。

Babymetalが反イルミナティになるように祈る。

 

 

2015年1月18日



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