聖書の間違った解釈が間違った予測を生み出している


宇野正美氏の講演で、太平洋戦争の黒幕は近衛文麿だと言う。
http://www.youtube.com/watch?v=Stp98UsKhk4

私も同じ意見だ。近衛と尾崎はスターリンの手先となり、日本に革命を起こそうとした。

http://www.youtube.com/watch?v=XfjfkfqrinQ

ここで宇野氏は、太平洋戦争の目的が、金塊の奪取にあったという。

それは、ロスチャイルドのフリーメイソン・イルミナティの脅迫によったと。

なぜ脅迫されたかというと、明治維新のときに天皇のすげかえが行われ、大室寅之祐が明治天皇になったという秘密を握られたからと。

脅迫があったかどうか知らない。

ただし、山本五十六の手下笹川と児玉が、大陸において金塊など貴金属の奪取を行ったことは明らか。

笹川も児玉も朝鮮系であるとの有力な情報がある。

私の推測だが、笹川、児玉は、今もそうであるように、フリーメイソン・イルミナティによって、「マイノリティ」であるがゆえに利用されたのだろう。

山本がマイノリティ出身者かどうか明らかではないが、フリーメイソンであったことがわかっている。

フリーメイソン・イルミナティの人脈によって、戦争が開始されたのは明らかではないか。

宇野氏があげている石原莞爾は、世界統一政府論者である。

著書を読むと、明らかにフリーメイソンの影響がある。

「世界平和を実現するには、巨大な破壊的兵器による大量虐殺により、人々が戦争を望まなくなる必要がある」と。

まさにイルミナティが原爆投下を実施した理由だ。

人々を国際連合に導くためだ。

また氏は、辻政信をも挙げている。

この人物は、悪名高い「バターン死の行進」の首謀者である。

彼は政府の命令なしでこの残虐行為を行った。

これは、世界に対して日本の悪行を知らせるに十分な行為であった。

これら2人(奇妙なことに、宇野氏が挙げる人物やテーマが私が扱ってきた人物やテーマと一致することが多い)と山本、笹川、児玉らは、フリーメイソン・イルミナティとつながっていたのだろう。

日本を世界の悪役に仕立て上げるために利用された。

これは、現在の中東紛争におけるフセインやタリバンの役割と似ている。

米国の宣伝担当者が利用しやすいことをやる。

たとえば、クリントン大統領の顔写真を背景に射撃訓練をするアルカイダ。

撤退するさいに、石油採掘場に火をつけ、黒煙を上げるイラク軍。

カダフィが「アルカイダはNYにいる」と言った。

彼は実情をよく知っていた。

つまり、戦争は、フリーメイソン・イルミナティが起こすものであると。

彼らはボアズとヤキンの二元論に基づき、巧みな誘導によって、陣営を2つにまとめる。

そのまとめの過程において、日本は悪役側である枢軸国に回されてしまった。

正義の味方は、連合軍。

戦後、イルミナティ・フリーメイソンは、新たな二元論を作った。

冷戦である。

冷戦が終わって、今、米中を世界の対立軸にするつもりなのか。

以前のアメリカの発表では、日独の産業力こそが米国の対立軸となるはずであったが、どうやら中国を対立する柱にすえようとしているのではないだろうか。

(2)
宇野氏は、プレ・ミレなので、第三次世界大戦がおき、世界統一が実現すると予測するが、私は、クリスチャンの祈りによって、これらの筋書きは最後の最後に挫折すると考える。

黙示録は、現代に関する予言ではない。

それを現代に関する予言と見ると、運命論者になってしまう。

「世界統一を妨害できない」とあきらめてしまう。

聖書の間違った解釈が間違った予測を生み出している。

 

 

2013年6月14日



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