自分の信仰を子供に継承させるために



イエズス会に入会すべき若者を選出し、維持するための方法

・・・

8.同時に、彼らの決意が固い場合と見受けられた場合、彼らの入会願望が強ければ強いほど、それだけ許可を引き延ばさねばならない。決心がぐらついている人の場合は、すぐに確信が得られるように適切な方法を用いること。

9.自分の召命の発見については、会員になるまでの間、けっして親友や両親にですらそれをわずかでも打ち明けてはならないと、厳しく命じること。・・・

10.貴族や傑出した人物、上院議員が、己の子息を訓練し、職業的な成功を収めることができるよう自らの保護下に置いているため、リクルートに手こずっている場合、イエズス会の会員ではなく、われわれの友人を説得のために彼らのところに送り、「お子さんを別の県に送るべきだ」とか「イエズス会のメンバーが個人指導員を務めている遠隔地の大学に進学させるべきだ」と言わせること。・・・

(Secreta Monita Societatis Jesu: Secret Instructions of the Jesuits, Forgotten Books,pp.127−129)

悪魔はわれわれの子供を欲しがっている。

共産主義者は、教育を支配することによって、革命を実行しようとしている。

イエズス会の若者のリクルートの方法は「両親からの隔離」であった。

若者を「別の県に移す」「遠隔地の大学に送る」ことによって、両親の影響力から引き離そうとした。

まだ訓練を必要とする若者を遠隔地の大学に送ることによって、両親は、自分たちの子供の信仰を破壊する可能性が高い。

せっかくヴァン・ティル主義者になるように育てたつもりの子供が、遠くの大学において高等批評やリベラル神学に触れ、リベラリストになって帰ってきたなんてことが起こりかねない。

信仰の継承のためには、しっかりした年齢に達するまで手元に置いておくべきだと考える。

 

 

2018年3月19日



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