殺人者をあわれむな


障害者割引郵便制度の悪用に絡む厚生労働省の偽証明書発行事件で、証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)内に保存されていた文書のデータを、大阪地検特捜部の検事が改ざんした疑いのあることが21日、関係者の話で発覚。

どこにも犯罪者はいる可能性がある。検事だからといって例外ではない。

だから、逮捕以外にはない。

聖書では、冤罪を作り出そうとした人間は、それによって貶められる刑罰を受けさせるように規定している。

だから、捏造した検事は、村木氏が受ける恐れがあった刑罰を受けるべき。それ以下ならば、社会は犯罪者に加担するというメッセージを発することになり、堕落は防げない。

ディスペンセーショナリズムの悪い影響を受けたクリスチャンは「犯罪者こそ愛情ある処遇を受けるべき」などという倒錯したことを言う傾向にあるが、聖書はそんなこと言っていない。

殺人者に対しては「あわれんではならない」とはっきりと述べている。

殺人者に対する「あわれみ」は禁止されている。

だから、殺人の罪をなすりつけようとした人間が司法関係者にいるならば、その人間に対するあわれみは禁止される。

心理学などの学問を優先させ、「こういった犯罪者こそあわれみを受けるべき」と考えると、社会は崩壊する。

 

 

2010年9月22日

 

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