イルミナティの内部抗争か?


(1)
フィッチが日本国債の格付けを一つ下げ「Aプラス」にした。

消費税法案が通らないのではとの憶測からだ。

しかし、日本はIMF600億ドルの拠出を決めている資金大国である。

世界中で日本しか他国を救うことのできる国はない。

そういう状況で格下げとは、つまり、何か意図的なものが隠されていると見るべきだ。

一つは、財務省が手を回した可能性。すなわち、「消費税法案成立のために『外国の評価』という後押しが必要」と判断し、裏で操作を依頼したと。

しかし、以前、同じような格下げがあった際に、財務省は抗議し、HP上で日本の財政基盤の健全さをアピールする文章を載せたので、可能性は下がる。今回だけは増税の目的で逆に格付け機関を利用しようとしたと見ることもできるかもしれないが。

もう一つは、震災、原発事故に始まる日本潰しの一環。国債の格付けを下げることによって日本の国家財政基盤が弱体化していることを印象付け、全世界の同時経済壊滅を図るイルミナティの策略。

しかし、デイビッド・ロックフェラーの回し者、CIAのスパイと言われたモルガン・スタンレーMUFG証券チーフ・アナリストのロバート・アラン・フェルドマンがTVでのインタビューで「消費税増税法案が成立しなくても日本が困ることはない。国債の格付けが下がっても90%が国内消費されているので影響はない」と発言。(板垣英憲氏本日付ニュースレター)

デイビッド・ロックフェラーが失脚し、日本潰しの政策を変更したのか。明らかにイルミナティ側に態度の変化があり、相矛盾する動きが並行している。

(2)
ベンジャミン・フルフォードが司会を務める番組で、ロマノフ王朝の末裔と名乗るアレクサンダー・ロマノフという人が出演。

http://www.youtube.com/watch?v=kjY0vMs7J3U

グノーシス・イルミナティなる団体のグランド・マスターである。

この団体、歴史的に、フランス革命やロシア革命を起こしたと自称。

しかし、ロシア革命で一番打撃を受けたのは、共産主義者に一族皆殺しにあったロマノフ家であるから矛盾している。

彼の番組内での発言は興味深い。

「今の歴史を作ったのは、ユダヤ人であり、ユダヤ人の神は実際のところサタンである。確実な証拠に基づいて言うが、洪水前には実に発達した文明があった。それがアトランティスである」と。

このような話は白峰というベンジャミン・フルフォードが紹介した忍者と呼ばれる男も言っていたので、ベンの属する団体の意図がわかるような気がする。

つまり、やはり、フランシス・ベーコンの薔薇十字団やフリーメイソンと同じ勢力である。

アトランティスに象徴される洪水以前の世界を理想とし、それを滅ぼした聖書の神を憎み、知識を救い主として拝む最古の反神勢力=グノーシス。

私のHPを見ておられるかたはわかると思うが、このグノーシスの勢力こそがアメリカを建国した。

であるから、ベンの運動は、イルミナティの内部抗争であって、イルミナティそのものをたたくものではない。

2つの可能性がある。

1.目くらまし。デイビッド・ロックフェラーをトカゲの尻尾のように切り捨て、組織の存続を図ろうとする計画。

2.実際に内部抗争が行われている。

(3)
2.の場合、対立軸を次のように表すことができるかもしれない。

A. 洪水前の反神勢力の残党。グノーシス・イルミナティのグループ。

B. バベルの塔を作った反神勢力の残党。今世界を支配しているイルミナティのグループ。

Bは、ロックフェラーとロスチャイルドによって指導されている。なぜバベルの塔かというと、ロックフェラーとロスチャイルドの象徴にニムロデが多く出てくるから。

ニムロデはバベルの塔を作り、後に神格化され、バアルとかモロクという名前で崇拝の対象になった。

これは、旧約聖書のイスラエルを堕落させた大きな霊的勢力である。

アメリカは、もともとAのグループによって建国されたわけだから、Bのグループに途中で乗っ取られたことになる。

それをAは恨みに思っているのかもしれない。

(4)
まあ、どっちに転んでもイルミナティはイルミナティである。

どんなに美辞麗句を並べても、サタンに従う以上は理想社会など作れるわけがない。

われわれは祈りの手を緩めないようにしよう。

 

 

2012年5月24日

 

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