異端の教理は、「試金石」である


しかし、ツェルヤの子アビシャイはダビデを助け、このペリシテ人を打ち殺した。そのとき、ダビデの部下たちは彼に誓って言った。「あなたは、もうこれから、われわれといっしょに、戦いに出ないでください。あなたがイスラエルのともしびを消さないために。」(2サムエル記21・17)

彼の子には一つの部族を与える。それはわたしの名を置くために選んだ町、エルサレムで、わたしのしもべダビデがわたしの前にいつも一つのともしびを保つためである。(1列王記11・36)

ダビデは「ともしび」を保つために選ばれた人であった。

ダビデが死ねば、イスラエルからともしびが失われる。

イスラエルからともしびが消えれば、世界は真っ暗闇になっただろう。

なぜならば、異邦人は神の国の外側にいたからである。

神は、暗黒の世界の中で、「一つのともしび」を保たれる。

どんなに異端がはびこり、人々が虚偽に走っても、神は選びの民を残され、彼らに「ともしび」の番をさせられる。

まともだと思っていた先生が、N・T・ライトの勉強会に出ていると聞いて驚いた。

なぜ見抜けないのだろうか。

再建主義になったと思った教職者たちが、いつのまにかフルプレテリズムやフェデラル・ヴィジョンにやられて、悪魔側に回っていた。

こんなことの連続だった。

どうして正統派の信仰に留まることができないのか。

神は必ず「一つのともしび」を残される。

世界が全部、イルミナティに騙されても、「一つのともしび」として真理にしっかりと立つ人々がいる。

これは「選び」である。

真理のために選ばれた人々は、どんなことがあっても、真理のグループから離れない。

残念ながら、途中で脱落する人々がいる。

それは、もともと仲間ではなかったのである。

神は、金属を「ろ」の中で試すように、人を試練の中で試される。

試練のたびに、不純物は取り除かれる。

あなたは、地上のすべての悪者を金かすのように、取り除かれます。それゆえ私は、あなたのさとしを愛します。(詩篇119・119)

異端の教理は、「試金石」である。

それがやってきたときに、どのように対応するか。

聖書を調べ、チェックして、聖書の教えを選択したら、純化される。

異端を選択したら、不純物として取り除かれる。

聖書にこだわる人は「神を主として拝んでいる」。

聖書にこだわらず、自分勝手な考えを選択する人は「自分を主として拝んでいる」。

つまり、その人が偽クリスチャンであったことが暴露されるのである。

悪魔は、巧妙に近づき、あなたから信仰を奪おうとしている。

美味しそうな「フルプレテリズム」とか「フェデラル・ヴィジョン」を差し出して、トラップにかけようとしている。

いのちの書から名前が消されないように注意しよう。

 

 

2018年5月31日



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